涙をこらえること | chokoが出会った不思議な光景

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おはようございます。

3月14日

本日お誕生日の方

おめでとうございますクラッカー

 

私たち葬祭業に関る者、

涙を見せてはいけないと言われております。

それは冷静に物事を行なえなくなるからでもあり、

また、第三者が涙することが

おこがましいというか、そういう気持ちもあります。

 

それでも人間だから

やはり涙が出てしまうことも正直あります。

好意的にとらえていただく場合もありますが

やはり、プロとしてはダメだと思っております。

 

特に私は

納棺時に1度だけ葬家様にお会いするという立場、

お話を伺うことはできても

本当の悲しみや苦しみは
きっとわからない
わかるはずもない。

 

それでも故人様をお世話をする上で

故人様の生前のご様子や

背負ってきた人生の一端をお伺いすることで
葬家様のお心が落ち着くお手伝いになれば

いいなと思います。

 

よく周りの方々が

「いつまでも泣いてはダメだ」

とか

「そんなに悲しんでいると

故人が安心できないよ」

と言う言葉も聞きます。

周りの方々の元気づけの言葉ではありますが

私個人としては

たくさん泣いて差し上げることも供養ですし、

泣くことに罪悪感を持たれずに、

思いきり泣いてもいいのではないかと思います。

 

ただ、故人様も心配されるのでは?

という思いも確かにあるかと…

それでも

支えてくれるご親族、ご友人が周りにいてくれること、

故人様が見守ってくださっている

だから大丈夫

そんな思いがあれば

故人様も自分を思う気持ちに感謝をしながら

天に召されるのではないかなと思います。

 

短い納棺式の中で

関わらせていただいて

その中でも、そういう思いを感じて

思わず涙がこぼれそうになる場合もありますが

最近は、呼吸を整えたり

ちょっと荷物を取る振りをして

後ろを向いて涙をこらえたりしております。

 

今日も心を平静、冷静に保てますように。

行ってきます。

 

本日もいい一日でありますように。