御棺のサイズが合わない | chokoが出会った不思議な光景

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こんばんは。

 

納棺と言う仕事

故人様がお棺でお休みになる

と言うことですが、

サイズが…キビシイ💦と言うこともあります。

 

御棺のサイズは

6、6.25、6.5尺と言うのが一般的です。

これにワイド棺(呼び方は色々)など特注品もありますが

大体は既定のサイズ。

これはお値段の関係もあるかと思いますが

亡くなられてすぐにご用意するということができるのが

何回か書いておりますが
お棺は身長+15cmぐらいの物を選びます。
これはつま先が延びた形になる、
つまりは背伸びをした状態になっているからです。
 
幅がきつい場合もありますし
身長がぴったりすぎる場合もあります。
そして、お膝が曲がっていたり
お体が曲がっていたりして
そのままお入れしたら蓋が閉まらない
なんてこともありました。
 
こういう場合は
天窓から見えるお顔がまっすぐに見えるように
ご納棺をします。
お布団の下に隠れたお体が曲がっていても
頭がまっすぐであればお布団をおかけして
目立たなくなるので
そのような形にさせていただいております。
 
お顔をまっすぐにするのに
枕やタオル、あんこなどで
体の傾きを調整します。
 
それでも今はお体が凄く曲がっている
と言う方はだいぶ少なくなりました。
 
それとは別に
ドライアイスで固まった肘が張っていて
お棺に入らないこともありました。
この場合は組んだ手を温めて外して
肘の硬直を何とか解いてお休みいただきました。
 
こういうことがあるので
お湯やドライヤーを使う場合もあります。
 
なので車の中は
本当にいろいろなものが入っております。
実は今日もガソリンスタンドで
(セルフではないところ)
「車の後ろの物は何ですか?」
って聞かれてしまいました💦
綿花や棺布団が…見えてました。
(いつもはタオルで隠してたんですが)
 
いや~軽自動車の中は荷物で一杯なんです。
車も大掃除しなきゃね。
 
それでは本日もお疲れさまでした。