こんばんは。
12月にぐっと入り寒くなりました。
故人様のお召し物も
暖かいものへ
と言うご希望も増えてきます。
厚手の靴下だったり
マフラーやセーター、カーディガンなど
仏衣にお着替えでも
お布団の上から飾ったりします。
仏衣にお着替えになる前には
浴衣やパジャマをお召しになっている場合が多いのですが
この浴衣、脱がせるかどうか
最近はちょっと思案中です。
以前は自分のこだわり*で必ず脱がせてました。
*生前の思い入れのあるものではないので*
仏衣って通常はわりと薄手です。
(高級仏衣となるとまた別です、はい)
襦袢の代わりに使わせていただくと
お着替えもスムーズですし
(お体が湿っていると仏衣が着せにくい)
特に冬場は、なんか寒そう。
また、女性の場合は”むやみに肌を見せないで”
と言うご希望もあります。
浴衣の帯をほどいてお体を拭いて
帯を結び直します。
その上から仏衣を~となりますが
綿花などで浴衣の柄が透けないようにします。
実は大きな故人様の場合は
仏衣がツンツルテンになってしまうこともあります。
その場合は浴衣の方が長い
なんてことも。
そういう可能性があるくらい大きな方の場合は
浴衣でもお端折りを作って
仏衣の下からはみ出さないようにします。
寒い時期は、白装束にお着替えとなると
浴衣があった方が暖かくていいのかなぁ
ということで最近は
担当さんに確認の上、
お世話をさせていただいております。
それでは本日もお疲れさまでした。