葬儀で号泣する女性 | chokoが出会った不思議な光景

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今でも主人の葬儀のことで言われるのは

「あの号泣していた人はいったいなんだったの?」

と言う言葉です。

(それだけものすごいインパクトあった)

 

主人を偲んで泣いてくださるのは

ありがたいことなんでしょうが

誰もが驚くぐらいの号泣。

それも、通夜・告別式2日連続です。

 

当然、親戚からはヒソヒソ。

そりゃ40代ぐらいの?女性でしたから。

 

この仕事をしていているので

号泣される方がいらっしゃるのは

珍しいことではないとわかっていますが、

いい大人が、式中に号泣するということは

めったにありません。

 

だいたい泣かれるのは式前のご対面時

式後、身内だけが残った時などです。

 

式中に泣かれる方と言うのは

大体はこらえようとしてもあふれてしまう涙(と鼻水)。

で声は出しても嗚咽が漏れる程度。

 

主人の葬儀でもたくさんの方が涙を流してくれましたが

その方は、本当に驚くぐらいの大声で号泣。

(実際に涙が出ていたかは見えない)

 

正直いい気持ちはしなかった。

当てつけ的に感じましたけど。

そう思う私は心が狭いのだろうか。

 

「泣き女(鳴き女)」という

遺族の代わりに泣く職業が大昔はあったと聞きます。

そんな人もちろん頼んでませんし。

 

今でも中国や朝鮮などアジア圏で

そのような風習があると聞きます。

これは職業として成り立っているものらしく

いかに故人が尊敬される人物だったか

ということを周りに知らしめる役割で

亡き女がたくさんいた方が箔が付くみたいな感じらしいです。

 

う~ん、日本でそれをされると

別の意味での箔がついてしまうよね・・・

(実際みんなに、あれが愛人か!と言われた)

 

そうか、あの、泣いた方は海外の方だったのか。

それならばきっと主人に尊敬の念での号泣だったんだろう。

 

と思うことにしましょう~

と、書いていて少しもやもやを晴らしました。

 

いろんな経緯があっても

やっぱり喪主として見送った側としては

ずっと心に引っ掛かっているものですね。