え、水? ただの水?
そう、お水です。
生き物が生きていくうえで不可欠な、あのお水です。
サントリーグローバルイノベーションセンター(株)は、「水と生きる」を理念に掲げる企業として、水分摂取が私たちの体にどのような影響を及ぼすかということを科学的に捉え伝えていくことで、お客様の健康維持・増進に繋げたいという想いのもと、「水分摂取による健康増進効果の検討」に関する研究を実施しました。
ということで、実施されたようです。
で、結果が、
対象は、 健常な 50歳以上75歳未満の日本人男女60名( 空腹時血糖値がやや高め(90mg/dL以上126mg/dL未満)の方が対象。
こういう研究結果を見ると、
介入群と対照群のベースラインがちゃんと整ってるか(比較してほんとにいいのか?)、
実験数(n数)、
実験方法とか、
批判的に見なさい!って教育されている白チョコは、
結果だけ読んで、「お、水ってすごいんだ♪」って思って中身みてみてから
あれ?と思うのです。
タイトル「健常人」ってなってるけど、年齢「50~70歳」で限定的だし、人数は30人ずつだと、悪くないけど、規模は微妙かも、みたいな。
でも、適正な n 数の設定って難しいんだけどね。
それは、別の話でして。
とにかく、結果だけみて、それを鵜吞みにするのはいかがなものなんですが、
お水は大事ですってことを研究した実験がありましたよってお話です。
あれ、信頼できる健康ネタじゃないの?
てことなんですが、今までの常識が、嘘になることなんてよくあることで、
昔の人が全否定した、地球は丸かったの!?みたいな。
この実験データで、そういう傾向がみられます、程度にとらえておくのが、いいと思います。
水の取りすぎも、水中毒っていうのもあるので、何事もほどほどにです。
でも。
患者さんには1日1~2Lくらいは水分取りましょうって薦めてます。腎臓機能とか、生活習慣によりますが。
食事から1L、飲料水で1Lくらいって思っておくといいかも?
それに、1回で1L飲むんじゃなくて、こまめにに吸収できる量(200mLくらい)でね。
こまめに飲む。
これが一番大事かもしれないです。