私達の大切な機能を
理解するために
使える学問が比較解剖学です。
このブログでも
時に登場しますが
類人猿と人間の骨格の違いは
私達にとって大切なものを
示唆します。
例えば① 大後頭孔
類人猿 後方より
人間 中央
私達の頭が正中線上にあるべきである事を
示唆しています。
例えば② 脊柱
類人猿 頚椎の前弯以外は後弯位
人間 S字カーブ
腰椎の前弯が直立二足歩行の肝である事を
示唆しています。
例えば③ 胸郭
類人猿 円錐形
人間 楕円型
人間は移動時に胸郭を回旋させ
手を振るように進化したことが
示唆されます。
他にも骨盤の形、足の形など
ありますが
類人猿と人間の
違いを把握していけば
必要な機能が一目瞭然となります。
このように
私達に必要な機能は
進化の過程により
培った構造を知ると
自ずと理解できると思います。
こういったいきさつから
骨格の進化には
学ぶべきところがあると思い
購入しました。
「骨格百科―スケルトンー
著:アンドリューカーク」
この本は類人猿に限らず
哺乳類や魚類、鳥類
はたまた恐竜まで
幅広い範囲での骨格がイラストで
書かれていて
同時にその構造に
いたった理由が書かれています。
本書を読みながら
一番に思ったのが
骨の構造は
人間含むそれぞれの動物達が
それぞれ生きるために
作られた作品なのだという事です。
そう考えると
やはり人間が持つ
人間らしい骨格がもたらす機能は
最大限発揮することが
生きていく上では
大切なのだと思います。
すぐすぐ臨床に活かせる
学びではないですが
やるべき事が強化される
この本はおすすめですよ!


