今日で震災から2年。
2年前の今日私たちは、かわさきFMにゲスト出演後、
セルビアンナイトでライブ予定でした。
生放送のコーナーが終わり、番組のエンディングトーク中、突如揺れだすビル。
全館停電になり、混乱する人が出口に流れ込みました。
自動ドアも停電で開かず戸惑う人達の中、まりんちょが手でドアをグワッと開け、みんな外に出ました。
外に出ると駐車場の車が、みんな防犯センサー反応してピーピーけたたましく鳴り響いてました。
携帯のワンセグでみんな地震情報を確認しようと見ていると、東北が更に酷いことを知りました。
そして、あの津波…
現実とはなかなか受け止められず、映画のCGの映像でも見ているような錯覚を起こしました。
それくらい壮絶な映像でした。
たまたまその日はマネージャーと車で行っていたため、電車は止まっていましたが帰れました。
帰り道の信号も停電で消えていて、
大きな交差点では警察が誘導していました。
その時はおばあちゃんが入院中だったので、家に向かう前に病院に寄ってもらうと、花瓶が割れたり怖い思いをしたようでしたが、
怪我もなく無事で安心しました。
みんな携帯も繋がらず、電車も動かず、渋滞で車も出せない。
仕事に出ているお父ちゃんが心配でしたが、何時間もかけて歩いて帰ってきました。
コンビニでは食べ物や水が一気に売り切れ、ティッシュさえなかなか手に入らない状態になりました。
ライブハウスもスピーカーが倒れ、もちろんライブは中止。
とても唄で元気を!といえる状況では無く、当面の予定はキャンセル。
自分には何が出来るか考え、
本当に今必要なもの、必要な事を!という思いで集まった復興応援チーム、
キックアウトというチームで、炊き出しや支援物資を届ける事を中心に始めました。
あれから2年。
本当にあっという間に感じます。
建物や風景も震災前とはだいぶ変わりましたが、今もまだ復興途中。
今日という日を忘れずに、未来へ進んでいく。
物や食料はもう大丈夫だから、元気が欲しいと現地の方に言われました。
2年たったからこそ解る事、出来る事。
これからも、何か出来る事があれば、続けていきたいと思います!
2011年3月11日。
この日を忘れない。
それに、いつ私たちの街に大地震がくるか解りません。
震災直後の気持ちを思い出して、これからも防災や家族での話し合いをしていこうと思います。
たくさんの尊い命が失われた今日、
改めてご冥福をお祈りします。
東日本大震災復興支援ソング
同じ空の下
ぼくは知っている