ルパパト第27話と超バトルDVD『ガールフレンズ・アーミー』 | チョッキーQ.の『ハロプロ物語 feat. 工藤 遥』

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モーニング娘。を中心としたハロプロに関して自分が思ったことを、日記ではなくエッセイ風のまとまった文章でUPしています。
(鞘師里保と工藤遥の”卒業”など)


映画だけではなくルパパトには最近いくつかのスピンオフ作品が立て続けに発表された。
ビデオパスからは『快盗戦隊ルパンレンジャー+警察戦隊パトレンジャー ~究極の変合体!~』が、そしてTTFCからは『警察戦隊パトレンジャー Feat. 快盗戦隊ルパンレンジャー ~もう一人のパトレン2号~』がどちらも配信限定で公開される。そして雑誌「てれびくん」からは読者のみが購入できる超バトルDVD『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー ガールフレンズ・アーミー』が発売された。
しかしどれも有料会員や読者のみの限定販売品なので、その内容についてこういうブログなどで詳しく述べるのは憚られる。
そこで今回は「てれびくん」のDVD『ガールフレンズ・アーミー』についてあまり興をそがない程度に紹介しよう。ちなみにこのDVD購入の応募締め切りは9月5日なので、今から雑誌を購入すればまだ間に合う。しかし値段が6500円とちょっと高い(雑誌代はまた別)が、しかしオマケとして工藤遥と奥山かずさの直筆の手紙のレプリカが付いてくる。これはドラマの最後で2人が実際に書いた手紙で、レプリカながら2人の筆跡を見れるのは貴重な物だ。

 

 

主演は工藤遥と奥山かずさの2人だけで、他のレギュラーメンバーは一切出てこない。ジュレのシーンでも初美花だけというのは奇妙な感じもするが、透真は厨房にいて、魁利は客が少ないのをいいことに例によってサボっていると思えばいいのだ。
内容は正味16分と短いが、CMはもちろん巨大ロボ戦もなし、名乗りもイエローと3号だけなので短いとあって、初美花とつかさがほぼ出突っ張りとなると、このWヒロインズのファンにとっては本編1回分くらいの満足感はある。
なぜロボ戦がないかというと、登場するギャングラー怪人がナンパリオ・ペンギーノというポーダマンに毛が生えたくらいの小者であり、倒されてもゴーシュに巨大化させてもらえないからだ。
なにしろルパンイエローが一人で戦っても倒して金庫を開けられる程度の実力しかない。しかし開けても中にルパンコレクションは無く「はぁっはっは、残念だったな。俺様はボスからコレクションを貰えなかった男だぁ!」と意味もなく威張るナンパリオに「残念なのはあんただよ!」とイエロー。もっともである。(なにが「俺様」だ!^^;)

しかし”腐ってもギャングラー”(?)というか、つかさと同じように可愛いぬいぐるみに目がないナンパリオは、学級新聞の取材で国際警察のつかさを訪ねていた少女ユウちゃんを襲って、彼女が大事にしていたぬいぐるみを奪い、自分の金庫に入れてしまう。
それを取り戻そうとするつかさだが、警察にはギャングラーの金庫を開ける手段がない。思い悩むつかさの前にルパンイエローが現れ、「あたしならギャングラーの金庫開けられるんだけどなぁ~」と協力を申し出るというのが基本のストーリー。

 

なるべく制作費を抑えるためか、この作品にはイエロー、3号、ユウちゃん、それにナンパリオ以外の人物は一切出てこない。
そのためチョイ役などもその場に居る人でまかなったため、途中出てくる猫のぬいぐるみがアップになった時、「ニャー!」という声が入ったのだが、そのアフレコが工藤遥の声だったのは得した気分だった。

 

 

ところでパトレンとルパレンが横に並んだ時は、パトレンが向かって左、ルパレンが右に立つのが定番の立ち位置だった。イベント等でも常にそうなっていたし、13話でつかさと初美花が並んで変身した時もつかさが左、初美花が右だった。
しかしこの作品で変身するシーンでは上の写真のように左が初美花で右がつかさだった。
なぜだかは分からないが、ジャケ写の並びもそうなので、その方が画的にしっくりしたのだろうか?

 

またこの作品の一番の胸アツシーンはギャングラーを倒した後、2人がハイタッチしたところだろう。13話で共闘した時はつかさがハイタッチを拒否したが、この作品では「今回は仕方なくだな。。」と言いながらでもハイタッチを受けた。
そもそもナンパリオはルパンコレクションを持っていないのは分かってるので、今回の共闘はイエローにとっては何のメリットもない。それなのにユウちゃんの大事なぬいぐるみを取り戻してあげたいという気持ちだけで協力を申し出た彼女の優しさはつかさにも伝わっただろう。
警察と快盗という敵対関係にありながらも、このイエローの優しい気持ちだけは信頼できるという思いがつかさの中に芽生えたのかもしれない。

 

なお、この作品で判明した新たな事実は、早見初美花はかなり裁縫がうまいということ。簡単なぬいぐるみなら自分で作れるほどだ。それに対して明神つかさは裁縫はまったくダメ!(^_^;)

それでも「ボタンくらい自分で付けれるようになりたい」と初美花に教えを乞うのだが「さすがに針に糸くらいは通せますよね?」と初美花に言われて、無言で帰ろうとした(笑)。徹底して男っぽいキャラらしい。ふわふわ

 

 

さて今週の第27話だが、おお!いきなりステーキ…じゃなくて、いきなりギャングラー。
という訳で今回は最初からルパンレンジャーがギャングラー怪人ピョードルと戦っている場面からスタートした。
しかしこのピョードルって名前、フルネームは「ピョードル・タイテー」とか「ピョードル・エメリャエンコ」とか言うのかと思ったら単なる「ピョードル」。…ちょっと手抜きではないか?あるいはいいかげん考えるのが面倒臭くなったのかな?^^;
そう言えば最近タイトルバックのクレジットでもギャングラー怪人の名前が表示されなくなったが、スタッフもいろんな方面で忙しくなって来たのだろうか。
ヒヨコをモチーフにした怪人ということで、なんとなく”ピョコピョコウルトラ”を思い出したが、もちろんあんな可愛いものではない。

 

今回はギャグ回ということで、透真と咲也のレオタード姿に出演者は笑い転げたそうだが、2人はイケメンなのでそれなりに絵になっていたが、あのピョードルが化けたお師匠の姿はほとんど犯罪的だった。^^;
古武術の道場に通い始めてからなんとなく様子がおかしくなった透真を心配して魁利と初美花は、ノエルに同じ道場に通う咲也の様子はどうかと訪ねる。
ノエルが思うに、そう言えば最近の咲也は報告書にやたら不備な所が多いのを圭一郎やつかさに注意されてばかりだ。これはあきらかに…

 

ノエル「いや…変わらないけど?

 

変わらないのかいっビックリ  …咲也の報告書に不備が多いのはいつものことだったようだ。汗

 

やたらと先輩風を吹かせる咲也をうざったく思う透真は、師匠が咲也をコレクションの能力で操って爆弾入りの重箱を渡す所を目撃して、師匠がギャングラーであることに気付く。だがその場面を密かに偵察に来ていた魁利、初美花、ノエルに見られ、透真のレオタード姿に吹き出す魁利と初美花に「殺せ!オレを殺してくれ!」とまで呟く。

しかしノエルに「それより、咲也くんは放っておいていいのかい?」と言われ、そうだ!このままでは咲也が危ない。いくら先輩面するうざい奴でも同じ道場に通う仲間が爆弾で吹っ飛ばされるのを見過ごすわけには…

 

透真「いいんじゃないか?

 

いいのかよっ!! (その方が初美花も助かるかも…というのは内緒。オイッ!\^^;)

 

今回はドグラニの親分さんのアジトが出てこなかったので、倒されたピョードルを巨大化させに現れたゴーシュの出現が唐突な印象を受けたが、ギャングラーに騙されて高い月謝をふんだくられた挙げ句に習得した古武術が単なるエアロビクスダンスだったことを知った咲也は衝撃を受ける。…しかしあの動きに何の攻撃力もないことにパトカイザーを踊らせるまで気付かなかったのか。。f^_^;
ようやく目が覚めた咲也/パトレン2号は怒り心頭で、なんと先輩である1号のセンターポジションを奪い怒濤の攻撃でピョードルを倒し借りを返す。(でも払った月謝は戻って来ないけどね。ま、国際警察は給料がいいから勉強代だと思えば。。^^;)

 

さて今回はまた初美花の出番は少なかったが、それでもパトレンの戦いを見ているシーンでチラッとだけ映った木の上にちょこんと座っている姿が可愛かった。実は似たような可愛いシーンがあのDVD『ガールフレンズ・アーミー』でも2回ほど見られて、それが見所だった。
そして何と言っても最後に透真をからかって魁利といっしょに踊ったエアロビクス!モーニング娘。のダンスとは違うが工藤遥のキレのいいダンスを久々に見ることが出来た。音符

 

さて来週はまたお待ちかねの初美花回だが、工藤遥より一足先に早見初美花が19歳のバースデーを迎えるそうだ。(バースデーイベントをジュレでやって欲しい。笑)

 

では来週まで。アデュー!キラキラ

 

 

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