誰にだって過去があります。

誰にだって社会人スタートした時があります。

そんな過去の社会人になった時の
私の給料や、やりくりについて
今日は話します。


大学卒業と同時に

私は東京で一人暮らしを始めました。

1Kの6畳のワンルーム。

女で1人、初めての一人暮らし。

仕事も激務を考慮して
なるべく駅近で徒歩9分。
仕事場からは電車乗り換えなしを選びました。

オートロックとエレベーター付きにしました。


家賃は7万円。

決して安くはないけど
23区内の都内では、築がそこまで古くなく、
安い方でした。


給料は
総手取りが18万円。

そこから色々引かれて
手取りは16万円。


当時の月の必要最低支出は

家賃 7万円
光熱費 1万円
通信費 1万円(当時格安simなし)
化粧品や日用品 1万円


計10万円

残った6万円でのやりくりでした。


昔は金曜日が来るたびに
上司や営業先の仲間や、友人と
必ず飲みに行ってました。

私飲めませんが
やっぱり同じ額だけ支払わないと
なんとなく悪い気がして支払ってました。


6万円でやりくりしないといけないので
平日はなるべく自炊!


ただ、激務で
朝の9時から夜の23時くらいまで働いていたので
昼ごはんを作る気にはなれなくて
また、ランチがとても楽しみで

ランチ代が1日1,000円はかかっていました。


6万円から
週末の飲み代と、ランチ代を引いたら
3万円も余りませんでした滝汗


社会人になったら
ある程度貯金して、自活するものと思ってたけど

そんなに甘くなかった。



日々生活するだけで給料はほとんど消えてました。


それでも給料が少ない方が、謎にやる気が出て

節約自炊をするために
家でうどんを打ったり
餃子の皮も手作りしたり
結構節約生活は楽しんでました笑

平日に飲みに誘われても
断ったりして、週末に飲みに行くお金を貯めてました。

都内のワンルームで花の咲く植木を買って
花が咲くのを楽しみにしたり、
小さな幸せを沢山探してました。

それで、月に3000円でも貯金をしていて、
その少しの貯金が楽しくて。


ボーナスは
業績が良かったときだけガツンと出たので

そのお金を貯めよう!!

て思うのに


若いがゆえ、物欲の塊真顔


「あとこれだけ!」「これで終わりにする!」
とかなんとか言いつつ
カードを切って

結局残らないボーナスチーン


それでも手取り16万の時は
少しだけど貯金は出来ていました。

そして、
少しずつ給料は上がりましたが
その分生活水準も上がり


数年働いて
家賃が月14万の汐留というところに引っ越しをして
給料も40万ほど貰えるようになりました。


が、不思議な事に


給料を沢山もらってる時の方が
貯金が出来なくなったのです


本当に不思議な現象です。

23万円も、手取りが増えてるのに。

「40万も貰えてるから」
という理由で
40万も貰えてない部下に毎回ランチを
奢ってあげたり

終電付近まで仕事をして
毎回タクシーで帰宅したり

毎週末クラブ活動したり
そこで出会った人と
次の週はVIPルームで遊んだり
VIPルームで出会った友人と
また次の週クラブ活動。


もう、自分が今誰と遊んでるのかも
分からないくらいの状況で遊びまくりました。

しまいに日曜日まで朝まで遊ぶようになり
月曜は超寝不足でオールで仕事に行き

仕事もやる気がなくなり。。。。


「40万も貰えるほど頑張ってるんだし、このくらい好きな物買ってもバチ当たらないでしょう!」

と言って高級化粧品をライン買い。


ふと「私はここで何やってるんだ。私はどんな人生を歩みたいのか」
と深く考える決心をし、
逆算してしっかり将来を見据えて
家族を作ろう。と決めて
東京から離れる決意をしました。


そして今の主人や娘がいます。

勿論独身時代のあの頃は
もう思いっきり仕事もしたし
思いっきり遊んだし
なんの悔いもありません。


とても楽しかったのも事実!!


今振り返って考察してみると

勿論ある程度、生活出来る最低限の給料は必要だけど

貯金は給料の額は関係ない事もある

ということ。

比べてみると、

手取り16万円の時の方が
正直楽しかったし
手取り40万あった時の方が
心が荒んでいて、貧しかったです。


お金は大切だけど、
人の豊かさは給料じゃない。ということ。


やりくりって結構楽しいんです。

モヤシ食べたり、ワンルームでうどん打ったりしてた
あの頃の自分にしか知り得ない自分は、
今でも私しか知らないとてもいい思い出です。


いろんな経験をしましたが
お金がなかった若かったあの頃って
今も思うと、とても楽しかったですニコニコ


誰かの参考になったら幸いです。


おわりっ!