最近良く聞きますね。
『ダイバーシティ』って言葉。
簡単に言うと『雇用の多様性』って事でしょうか。
先日カルビーの社長が出席したシンポジウムで興味深い事を言ってましたね。(詳しくはこちら)
『勝つか?負けるか?』ではなく『勝つか?死ぬか?』の時代なった。
正直経済の事はよく分かりません!が理美容業で考えると『勝つか?死ぬか?』の時代でしょうか?
人口は減り続け、業界全体の売上が年々減少してるのに相変わらずサロンの数は増えて行く(笑)
まぁ、オーバーストアが暫く続いてる状態。
そんな中でも『楽しんでる』サロンはイキイキとしてますけどね!
さて、雇用の多様性って事だけど、
僕らの業界は基本は社員を中心で作られた雇用体系が多い気がします。
人数が多いサロンはシフトで早番、遅番だがあるだろうけど。。。
理美容業界で『多様性のある雇用』をしているのが、いわゆる『面貸しサロン』ですよね。
・シフトは自分で決める。
・何時に出勤しようが、帰ろうが自由。
・ミーティングも練習会も無い。
これって確かに多様性はあるけど、目的が自分の為になっちゃう人が多くなるような。。。
もし、理美容業界での多様性が『一般サロンで仕事を覚える』→『面貸しサロンで自由に仕事する』
新卒を雇用して数年掛けて仕事を教えて、さぁこれから活躍!って時期に辞めて面貸しサロンに行かれてしまう。
この流れが主流になったら何処も新卒採用を見直すでしょうね。。。
面貸しサロンが悪いと言ってる訳じゃなくて、面貸しと言う多様性はこれからどんどんと広がると思ってます。
であれば、自社でその環境を用意したいなぁと思うんですよ。
今うちの会社が持ってる多様性は社員(通常勤務)とパートのみ。
独立支援や海外勤務などは準備を進めてますが、これに時短社員や面貸しというサロン内独立って言う多様性も有りかと。
でもね、どんなに雇用の多様性があっても
『理美容道を通してお客様、スタッフ、地域を元気に幸せにする』という理念はブレない様に。
多様性を求めた結果が利己主義の集まりになったんじゃ、寂しい会社になっちゃうもんね。
この先、理美容業界がどうなるか?は正直分からないけど、
うちのスタッフさん達が『理美容師って最高!』『うちの会社って最高!』って胸を張って言える会社にする。
これが経営者の最大の志事だから、しっかりと取り組んで行きたいね。
明日は千葉の専門学校で先生を!しっかりと伝えてきます!
では(^_−)−☆