「客より従業員、丸井が定休日増へ」

 丸井が、今年は元日を含め年2日だった定休日を、来年から月1日程度に増やすことが7日、分かった。従業員の労働条件を改善し、人材を確保するのが主な狙い。百貨店各社が、売り上げを伸ばすため定休日を減らしてきた中、丸井の方針転換で、他社にも追随の動きが出る可能性がある。 丸井は27ある全店で、来年1月は1日と24日、2月は28日を休業日とし、春商戦本番の3月は毎日営業する。4月以降の定休日の設定は、1-3月の営業結果を踏まえて検討する。

 定休日拡大は売り上げ減につながりかねないが、景気回復に伴う人手不足で接客が手薄になる懸念があるため、従業員確保を優先させることにした。丸井の1996年の定休日は、年に24日あった。

(日刊スポーツ)

少し前までのサービス業は「顧客満足度」が最優先されて
過剰な接客、定休日の廃止、営業時間の延長など
いささか行き過ぎてる感があった気がします。

しかしここの所、顧客満足度は従業員満足度と比例するデータが出され、どの企業も従業員満足度の改善を図り労働時間や福利厚生などの見直しをしてる様子。

先の記事のマルイの定休日増は小売業業界では大変インパクトがあり勇気のある決断だったのでは?

さて理容業界・・・・・

毎日楽しく仕事を出来る環境の理容師は
どの位いるのだろうか?
たぶん何十年前と変わらぬ厳しい労働条件・・・
それ故かここ数年の理容師希望者の激減・・・
従業員満足度の低下による顧客満足度の低下
それによる消費者の業界な離れ・・・
理容デフレスパイラルか?

休みや、労働時間だけで満足度が向上するとは思ってないが
大きな要素であることは事実だ。
これになにをプラスできるか・・・・

「従業員満足度の向上」 
業界全体の状況を変える力は僕にはないが、
うちの店を変える事はできる!