ちょき's POP CULTURE


5月12日に開催されたワンマンツアーの東京公演を以て解散した、4人組ダンスボーカルユニット、BRIGHTの3rdフルアルバム、その名も「BRIGHT」をご紹介。

1. Theme of BRIGHT feat.AFRA
2. BAD GIRL!! feat.SKY-HI(AAA)
3. Eternity
4. LOVE ~ある愛のカタチ~
5. 1年2ヶ月20日
6. lonely tears
7. 花
8. 大丈夫。
9. 恋心
10. 逢うたび好きになって
11. Interlude ~I’m a dreaming girl~
12. キミがいるから ~ココロのとなりで~
13. I LUV U forever feat.CLIFF EDGE
14. Girls Be Ambitious

R&B/ブラックミュージック色の強い「Notes 4 you」、エレクトロ等も取り入れダンスユニットとしての側面を強調した「Real」ときて、本作はよりJ-POP的な方向性を明確にしたものになっております。

特にそれが顕著に出ているのが、ORANGE RANGEの大ヒット曲を割りと原曲に忠実にカヴァーした「花」と、SCANDAL(※BRIGHTと同じ音楽スクール「キャレス」出身)が歌ってもおかしくなさそうなガールズロックチューン「恋心」。

当初は、両曲とも彼女達が歌う必要性をあまり感じられなかったのですが、前者は女声になったことで原曲よりもむしろ楽曲の世界観との調和が取れていると思うし、後者は問答無用のノリの良さがこれまでのBRIGHTの楽曲群にはあまり無かったもので、新鮮さも感じつつ聴いているうちに違和感は薄れました。特に「恋心」は結構、好きになってしまいましたw

また、アルバムでは毎作恒例の ①「Theme of BRIGHT」が今回アカペラではなく、「Bad Girl!!」のJin Nakamuraによって製作されたトラック上でBRIGHTのハモリとAFRAのヒューマンビートボックスが繰り広げられるという構成になっているのも前作までにはない特徴の一つ。

そして、個人的なハイライトなのが、BRIGHT流の母讃歌であり、J-POP色が強い本作において最もR&B寄りなアプローチになっている③「Eternity」。

これまで「言葉にできなくて」「You Were Mine」など、BRIGHTの名ミディアムを手掛けてきたU-key Zoneプロデュースで、今回は彼が得意とするサイバー感覚も取り入れ、ウワモノはひんやりとした質感なのに、歌詞やメロディーに温もりを感じされる、アイスベーグルのような楽曲になっておりますw

また、AAAの日高光啓 a.k.a SKY-HIを客演に迎えた、攻めのエレクトロナンバー ②「BAD GIRL!! feat. SKY-HI」、久々に4人の流麗なコーラスワークが前面に出たシングル作 ④「LOVE ~ある愛のカタチ~」、ヒット作「キライ…でも好き~アイシテル~」のYuuki Odagiri作曲のダンサブルな泣き歌 ⑤「1年2ヶ月20日」、「Promise You ~卒業~」と同系統のスケール感溢れる王道バラード ⑧「大丈夫。」、デビュー当時からBRIGHTの楽曲製作に携わっているSiZK from ☆STAR GUiTARプロデュースの切な系ミッド ⑩「逢うたび好きになって」、パート割りはおろか、MVやアーティスト写真までもが″NANAKA with BRIGHT″状態の先行シングル ⑫「キミがいるから ~ココロのとなりで~」、ライブでの大円団としてもすっかりお馴染みになった能天気系エレクトロポップ ⑭「Girls Be Ambitious」

といった楽曲群が揃っており、ポップスとしてのクオリティは相変わらず安定しております。

ただ、先述のように過去作に比べると持ち味であったR&Bテイストが強調された楽曲が少なくなったことや、NANAKA主導でMI-MIが二番手に回るというパターンがすっかり定着し、以前ほど4人のコーラスワークを堪能できなくなったことは否めないかなとも思いました。

それでも、「恋心」のような新境地を開拓したり、「BAD GIRL!!」のようなエッジーなダンスチューンを本作に先駆けてシングルとして発表したり、これからが楽しみになる要素も含んでいたアルバムでした。

結果的に最後のフルアルバムとなってしまった本作ですが、そのタイトルの通り、彼女達の人懐っこいキャラクターがそのまま反映された、耳馴染みのよい楽曲の数々が詰め込まれた一枚でした。

近いうちに5月12日に渋谷WWWにて開催された「BRIGHT TOUR 2013 ~Brightest Days~」のライブレポートも掲載したいと思います。お暇な方はまた遊びに来てくださいね♪