“パリのアメリカ人” ならぬ “パリの日本人” その⑧
さぁ、サクサクとモン・サン・ミッシェルのご紹介をしてまいりましょう。
8世紀に島の頂上に教会が創建された。その後、増築、修復がくりかえされ、10世紀から15世紀に
かけての建築様式の変遷をうかがうことができるらしい・・・(私は素人なんでさっぱりわからん。)
とりあえず、いろんな時代の建物が複雑に組み合わさり、ベネディクト派大修道院となったということだ。
回廊は瞑想の場、精神修行の場だったらしい。
回廊からは海を望むことができる。
修道士の大食堂
修道士の数に合わせて造られたらしいので、かなりの数の修道士がいたんだろうな。
食事の時は、しゃべったりしたら駄目だったらしい・・
教会の主要部分。身廊と言うそうな。
この修道院はフランス革命から70年間、牢獄として使われていたので、
内部の装飾などは、その時すっかり損なわれてしまったそうだ。
今では、なんの味気もない石面がむきだしになっている。
巡礼地だったモン・サン・ミッシェルは今ではすっかり観光地になり、ヨーロッパ各地からだけでなく、
世界中から観光客が訪れ、日中はもう~~~身動きがとれないぐらい混み合う。
街の光景。 お土産物屋さんやレストランが軒を並べる。
でもね。狭い道はどこいっても激混み! 一番有名なレストラン。 メール・プラール
プラール夫人が考案したというフワフワのオムレツはモン・サン・ミッシェルの名物
この厨房で作られます。 おじさんが一所懸命、卵を泡立てています。
これがフワフワオムレツだ。 フォアグラとポテトを付けたら、お値段びっくり!!!
決して、オムレツに多大な期待を持ってはいけない。
あくまでも、ここに来た記念だと思って食べること。
レストランの上はホテルになっている。 ここで一泊いたしました。
お部屋の前は小さな庭園になっております。
だんだん陽が傾いてきて、海に教会の影が映っていますね。
薄暗くなっても、まだまだ人は多い。 夕食の後、やっと人通りがなくなりました。
夜に見学することもできます。
島内に一泊して、夜や早朝の人があまりいない風景を楽しめたのが良かったです。
次の日は、朝9時ごろからもう観光客が押し寄せてきておりました。
やっぱり、すごい人気のスポットなんですねぇ。