今回は、≪老後の生活をenjoyしている/ちょっと変わった≫
高齢者にお会いして、どんな生活を送っているのか、
老後って・人生って楽しいのか等々
気になることを聞いてみました。
自分の将来、または老後に対して、漠然と不安を感じている人達に
老いるってそんなに悪いことじゃないんだ~と
ポジティブに捉えてもらえれば良いなと思います。
ということで、清瀬に住むパワフルな68歳、
村井泰子さんをご紹介したいと思います。
≪ 村井さんプロフィール ≫
村井さんは 清瀬に暮らす藍染職人です。
東京都清瀬市と長野県の2つに教室を構え、
都内を中心に個展も開かれているそうです。
実際に教室で「絞り」を見させて頂きましたが、
初めて見る絞りはなんだか神聖なものに見えました。
村井さん作品
引用:https://www.flickr.com/photos/66782403@N00/
そんな村井さんの前職は、私たちと同じ福祉職。
保育園と障害者支援施設で47年働いた後、
早めにリタイアされ、48歳の時に本格的に藍染を始められたそうです。
同時に剣道も習い始め、今ではなんと五段。
これも来校して頂いた際に見せていただきましたが、
めちゃくちゃ格好よかったです。
一般的に、65歳を過ぎると
「高齢者」や「お年寄り」というような呼ばれ方をしますが、
村井さんには、その言葉は早過ぎるというか不釣り合いというか、
とにかく、年齢や「高齢者」などという概念を吹き飛ばしている
そんなエネルギッシュでパワーのある方でした。
村井さんの作品や藍染教室でのエピソードは
ご自身が運営するBLOGの中でも紹介されているので、
是非覗いてみてください。
村井さんの日々の生活も見えてきて、その素敵なお人柄と
村井さんのご家族の様子なんかも垣間見えてきます。
BLOG⇒〈http://yaplog.jp/yasuko58/〉
そんな村井さんの〈ちょいかわ〉な人生のお話を
簡単にですが、時系列でまとめてみました。
そしてその後には、
学生達から出た質問に村井さんがどう答えたのか
〈Q&A〉形式で掲載しています。
最後に、心に響く〈村井さん語録〉も載せてみたので
良かったら読んでみて下さい。
〈村井さんヒストリー〉
①20代の頃 保育園の先生。
村井さんは、個性が強い・強過ぎることが理由で、
乳児クラスは受け持たせてもらえなかったそうです。
人一倍大きくて少し太めの声と、元気さ・がさつさは、
当時勤めていた保育園では否定的に捉えられてしまったようです。
②40代手前で転職 障害者の通所施設で支援員として働く。
福祉に対する情熱は人一倍ある村井さん。
ここでも自分の個性は否定され、周りに合わせる日々が続きますが、村井さんは腐りませんでした。
③苦しみながらも福祉の道で27年。
たまたま出会った藍染めに惹かれ、
福祉の仕事は48歳で早めにリタイア。
藍染めに没頭。
④そして同時期「なんか格闘技でもやりたいな~~」と、
軽い気持ちで剣道もスタート。
48歳という年齢で新しいことにチャレンジする、それも少々難易度高めで始めるのにも勇気がいるようなもので。
この行動力はかなりちょいかわかもしれません。
剣道にいたっては、
「柔道or剣道にしようと思ったんだけど、柔道は投げられて痛そうだけど、剣道ならお面があるから大丈夫かなと思って。」とあっけらかんと話される村井さん。
何かを始める・実行する時、後先を考えてくよくよ悩んだり、周りの環境に言い訳したりしない、思い切りのある方なんだなと感じました。
⑥そして、剣道を始めて直ぐ、これまで否定され続けてきた、その太い声と元気さが初めて褒められたそうです。
(先生)「これでいいんだよ!」
「素晴らしい声!気合の入った良い声だ!」
初めて個性を肯定された村井さんは、
人生が180度変わったと感じたそうです。
人の価値は、置かれた場所やその人が居る世界によって変わる、ということが分かったそうです。
(剣道の世界じゃなくても、村井さんの大きな声や元気さ、めちゃくちゃ素敵ですけどね!)
⑦チベットへ旅に出る
藍染の技術のひとつ「十字絞り」を見るためにチベットへ。
チベットが何処にあるのかも知らなかった村井さんでしたが、
ある時十字絞りに魅了され、「行きたい行きたい」とずっと思い続けていたら行けたそうです。
四六時中思っている訳ではないけど、間が空いても、思いはずっと心の中にあったそうです。
「思い続けていれば、誰でも何でも、実現できる。」と笑顔で言ってくださった村井さん。
私も本当にやりたいことは、何か挫けそうなことがあっても、思い続けて、いつか実現させてみたいな~と思いました。
⑧母と兄を看取る。
大人になってから、人の死と向き合うことが何度かあったそうです。
母の最期の言葉は、「大関・・・(お酒の名称)」
兄の最後の言葉は、「(村井さんがお兄さんの名前を呼んだら)・・・おう。」だったそうです。
生き方も死に方も100人いれば100通り。みんな違う。
みんな個性がある。そんなことを感じたそうです。
⇒Part 2へつづく
*学生からの質問〈Q&A〉
*ありがたい〈村井さん語録〉
近日up予定です!お楽しみに!



