坊主バーまとめ
概要
リアル坊主さんが運営しているバー
中野の飲み屋街にひっそりありました
お店に入っていくとお坊さんが一人でソファに座りながら新聞を読んでいました
お店のマスターでした。まだお客さんがいなかったのでブレイクタイムだったのでしょう。
そそくさカウンターの中に戻って飲み物を聞いてくれました。
メニューは
坊主バーオリジナルカクテル
一期一会(ワイルドストロベリーリキュール)1000円
空即是色(シソジュース、ブランデー)1400円
愛別離苦(桜リキュール)1100円
極楽浄土(抹茶リキュール)1100円
などなど
助平坊主(エロぼうず)と諸行無常をいただきました。
助平坊主(1300円)
諸行無常(1000円)
助平坊主はメロンベースでとても甘くて美味しかったです
名前を意識されたお味なのかお聞きすると「メロンってエロいじゃないですか」とおっしゃっていました。さすがお坊さんだと感服しました。諸行無常はブルーキュラソー+チャールストンブルー+オランジーナ+カットレモン(+オレンジビター数滴)のカクテルでした。「カットレモンを搾って混ぜて飲んでください」と言われたので搾ると色が変わりました。これが諸行無常ということか、と思いました。
どうしてお坊さんがバーをされているのか。
お坊さんのお仕事は檀家がいて成り立つものですが、現在、お寺は深刻な檀家不足に悩んでいるそうです。また、現代はお葬式をする人も少なくお坊さんのお仕事も少なくなってきているため、従来の仕事以外の働き方を模索した結果、坊主バーを開くという結論に至ったとのことでした。現代私たちが普通に暮らしていく中でお坊さんにお世話になる機会はお葬式などの法事ぐらいだと思います。その昔、お寺は庶民の生活にとても身近なものでした。しかし明治維新以降全て縦割り制度になり、かつてお寺で行っていた困窮者の保護、寺小屋での教育などの慈善活動は今の厚生労働省で担う事業となり、国が公的に行うものになりました。マスターは「仏教と言うのは生きる道を説くものであり、死者の為にあるものではない。こうやってバーを開き、直接お客さんと話すことは仏教本来の姿」とおっしゃっていました。基本的な教えは守ったまま、仏教は時代の流れに沿って様々に形を変えてきました。変わらないでいること、変えていく事、二つの努力があったから途切れることなく今も存在し続けているのだと思いました。
他にもお坊さんは歴史について、宇宙についてなど、お寺以外のお話もしてくださりました。とても壮大なお話で人生観が少し変わったような気がしました。
写真もノリノリで撮らせてくれました。お坊さんというかお釈迦様みたいなポーズをしてくれました。
人生相談も受けてくれるようなので、人生に疲れた方はぜひ(^―^)


