柿谷寿美江先生への感謝のお別れ会 | 選択理論マニアのためのトリセツ

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心理カウンセラー渡辺奈都子が選択理論に関するマニアックな気付きを書いているブログです。

こんばんは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。


昨日アップしたように、金曜日にはお祝い事。
そして、土曜日はお別れ事・・・

でも人生って、そういうものなのかも…

どちらかに、ずーっと浸っているというのは現実的ではなく、
喜怒哀楽、いろんな味が混ざり合って、
長い人生を味わっていくんだよね・・・なんて思ったりもして。





さて、柿谷寿美江先生への感謝のお別れ会が
土曜日、大磯プリンスホテルで行われました。

当日ご参加いただけなかった関係者の方々もいらっしゃるので
こちらで、一応報告しておきます。


この会を開くにあたって、私は実行委員の一人として拝命を受け
主に、当日のプログラムの進行と、使用するスライド類の準備をさせていただきました。

なので、この数週間は、
寿美江先生の膨大な写真に囲まれ
寿美江先生の声を聞きながら(これまでの研修の肉声テープが残っていたんです…)
毎日、PC画面の前にはりついていたような感じです。


実際に、当日のスライドをご覧になった方はお分かりだと思いますが、
どの写真もみんな寿美江先生の素敵な笑顔が輝いていました。


なので、どれを使うのか迷うと、思わず寿美江先生に電話して
「先生、どっちにします?」って聞きたくなっちゃうこと数度…。

だって、画面の中の姿も声も
本当に元気そうな、いつもの寿美江先生なんですもの…


自分で作って、自分で泣いて・・・

そんなグリーフプロセスを辿らせていただいた事も感謝です。


一瞬心の整理がついたような感覚になるときもあり
途轍もなくまた寂しさがこみ上げてくるときもあり

こういう波を繰り返しながら
思い出を納めたり、時にはそれを懐かしんだり
できるようになるのかなと感じています。






当日は、どれくらいの方がお出かけ下さるのか分かりませんでしたが、
予定していた200席は開会前に一杯になり
何度も予備の椅子をいれていただいて
最終的には290名を超える皆様にご来場いただいたようです。


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皆、寿美江先生が大好きだったのだと
体中で感じた時間でした。



個人的には、今日はいろいろな役目があったので
“泣くのは後で”と思っていましたが、それはやはり無理で…

結局、鼻をすすりながら駆けずり回っているような感じでした。


皆さんで、寿美江先生の笑顔に守られながら
思い出を振り返り、涙を流し、時には笑い声も漏れ、
あたたかな時間を共有出来たことを
実行委員の1人として本当に感謝しています。





そして、今回のお別れ会でお礼状と共に配られた寿美江先生の新著。


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ありがとう ーがんと私、そして家族ー





お別れ会が終わった夜、これを読んで・・・

また泣きました。


でもそれは、単純に寂しいという思いの涙ではなくて
寿美江先生の信仰の強さと、正期先生との夫婦愛に触れた感動の涙です。


すべては証。


ご自身の残された時間のすべてを使って、
寿美江先生が本当に伝えたかったこと・・・

きっとお別れ会に参加された皆さんが、
そしてこの本を読まれた皆さんが、それを受け取って・・・

一人一人が、自分の人生について考える時間をもらったのだと思います。






人生は、時に予想もしなかった出来事が起きることがあります。
初めは動揺し、恐れ、混乱するかもしれません。
しかし、どのような状況であったとしても、
自らの選択で希望を持ち続けることができます。



(新著『ありがとう ーがんと私、そして家族ー 「はじめに」より)