こんばんは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。
先日、ご夫婦共にリアリティセラピーの上級講座を終えられた
選択理論ご夫妻とそのお嬢さん二人とご一緒にお食事させていただきました。
そのとき、中学三年生にして
すでに選択理論をガッツリ学んでいる長女Mちゃんが
いまの担任の先生の素敵な話を披露してくれました
今年の四月、新しい学年が始まったとき
彼女のクラスは、毎日がエキサイティングと思えるほど
いろいろな問題行動が起こっていたそうです
それに対して、担任の先生は決して怒らず、
問題行動を起こしている生徒を怒鳴ったり批判したりしませんでした。
Mちゃん曰く、選択理論を学んでいるわけではないけれど
とても選択理論的な対応をされる先生なんだとか
でも、この毎日落ち着かないエキサイティングな学校生活は
なかなか欲求充足できない日々だったのでしょう。
このときは、選択理論の良さを知っている彼女も
その先生の対応にじれったさを感じて、
「時と場合によっては、外的コントロールも必要なんじゃないの?」
と、家に帰ってからお母様にもらしたようです
しかしそれから二ヶ月が経った六月頃・・・
「やっぱり選択理論だけでいいんだね。選択理論ってすごいね…」
と彼女が言うようになったとお母様が教えてくれました。
それは、担任の先生の対応によって、
問題行動を起こしていた生徒さんたちにどんどん変化が現れたからだそうです
Mちゃんに、「その先生は具体的にはどんなことをされたの?」と聞くと、
「先生は歌が趣味で、道徳の時間にオリジナルの歌を歌ってくれるんです。
毎回違うその歌を通して、先生の気持ちが伝わって来るんです」
なんだかドラマみたいな話だけど
その場面を想像して、思わずジーンと来てしまいました
(ちなみその先生は理科の先生なんですって…)
その歌を聞いた生徒たちは、
先生のことをしっかりと上質世界に入れるようになったそうです。
(これを表現するMちゃんがすごいわ~)
何か問題が起きそうになると「先生のためにやめておこう!」と、
みんながより良い学校生活のために協力するようになったのだとか…。
今は問題と呼ばれるようなことも、もちろんいじめもなく
毎日、みんなが楽しく過ごせるクラスになったということです。
相手(生徒)を変えようとしたのではなく
先生自身が関係を近づけるためにできることに注目されていた
結果なのだと思います。
教師が自分自身が大切にしている思いをしっかりと生徒に伝えること
(しかも説教臭くなく)は大切なんですよね…。
Mちゃん、素敵な先生のお話をありがとう♪