こんばんは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。
今日は、久しぶりに
選択理論を学んでいる方のために
(しかも「カラーチャートマニア」のために)
書きます。
米国ウイリアムグラッサー協会公認のプログラム
では、
リアリティセラピー基礎集中講座を学んだ後、
「基礎プラクティカム」と呼ばれる講座があります。
(私は主にこの講座を担当しています)
基礎プラクティカムは、
脳の働きを説明したカラーチャート
を使って、ロールプレイした
クライアントさんの状況を説明出来るようになる・・・
ことを目指します
それが出来ると、
日常の自分自身の関わりや行動が
選択理論で正しく説明出来るようになるんです。
今日は、そのカラーチャートの中にある
【負のフィードバック】について
選択理論では、
私たちが
願っていることと
現実から得ていることを
比べてバランスをとろうとする
働きを天秤に例えて説明しています
この両者が釣り合わない(ギャップがある)と、
私たちはなんだか落ち着かない感じがして
(それをフラストレーションシグナルが出ている状態
と呼びます)
この誤差を解消しようとして私たちは行動に駆り立てられます。
こんな感じ
そして、その行動は、
この誤差(ギャップ)が気にならなくなるまで続きます。
まるで、料理のときに
味見をして (現実を知覚して…)
“まだ薄い?”(望んでいる味と比較して…)
塩を加える。(ギャップを埋めようとして…)
また味見をして、(変化した現実を知覚…)
“もうちょい濃いめ?”(再度、比較して…)
と、もうひとツマミ…(まだあるギャップを調整…)
・・・・・・
この一連の作業はすべて
自分の思い描いている(願っている)味に
近づけようとするもので、
自分の行った行動によって
天秤の釣り合いがとれたか?
ということを私たちは常に
察知(フィードバック)しています。
実はこのシステムのことを
コントロールシステムの環
またの名を
【負のフィードバック】
と呼ぶのです。
【負】というのは【マイナス】という意味。
天秤の傾き量を減らして(マイナスにしていって)
誤差(ギャップ)を埋めようとするシステム
というわけ。
マニアの皆さんへ
よって、状況Aだけでなく、
状況Bでも負のフィードバックは起こっているんです。
天秤の釣り合いを確かめたところで
フィードバックの環は終わるけどね…。
負のフィードバックは英語表記だと
Negative Feedback(ネガティブフィードバック)
になります。
「ネガティブフィードバックの環」
と以前は呼んでいたのですが、そうすると、
うまく言ってないときや
否定的な感情を持っている時に出るのか~
という誤解が生じやすいので
【負のフィードバック】に変更されたというわけ。
(まぁ、それでもまだ分かりにくい点があるんですけどね…)
ということで、
これであなたもカラーチャートマニアへの道を
一歩進まれたことでしょう・・・うしし