こんばんは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。
グラッサー博士が、選択理論を提唱された初期の頃から
一貫して変わらないもの・・・
それが【責任の概念】だと思います。
一般的に「責任」という言葉を聞くと、
責任をとる
とか
責任を果たす
とか
責任感がある
とか・・・
課せられた仕事というか、義務というか
しなくてはならないことをする
という意味合いが強いですが、
選択理論でいう【責任の概念】は以下の通り。
責任とは…
他の人の欲求充足の邪魔をしないで
自分の欲求を満たすこと。
初めて聞かれる方は、
・・・・
と思われる方も多いでしょう。
分かりやすくするために
これで、「無責任」を表現してみます。
無責任とは…
他の人の欲求充足の邪魔をして
自分の欲求を満たすこと。
分かりやすいところで言えば
「いじめ」はこれに該当します。
誰かの基本的欲求を阻害して、
自分たちは楽しむ。
(または所属感を強くする、自分の力を感じる、等)
グラッサー博士の言う、選択理論の核となるものは
「自分の欲求充足のために、自分の行動を選びなさい」
ということですが、
それじゃぁー、自分で選びさえすれば何でもいいの?
・・・ってなことにならないように
この責任の概念を教えて下さっているというわけです。
(その2
に続く)