こんばんは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。
+++++++++++++++++++++++++
カテゴリー変更のために、
過去記事に加筆・修正してアップしています
+++++++++++++++++++++++++
「選択理論を学ぶと怒らなくなりますか?」
という質問をよくいただきます。
選択理論では、セルフコントロール
(特に、怒りや落ち込みに関する感情のコントロール)をよく扱うので
そのような質問が多いのかもしれません。
※中には「選択理論では感情は取り扱わない」と思われている方がありますが、
それは誤解です。ただ、感情を直接コントロールしようとしないというだけです。
「怒り(感情)のコントロール」・・・
これは、「アンガーマネジメント」 と呼ばれ、
選択理論の母国アメリカでも
とても注目されている(必要とされている)領域です。
日本では(興味がある人が多いにも関わらず)あまり聞きませんが、
アメリカには「怒り」を専門に扱っているカウンセラーもいるとか・・・
さて、以下は、過日静岡の研究会
で、我が夫ギミ
がレクチャーされた内容から・・・
まず、怒りの問題点は大きく分けると・・・
自分の体に害がある。
あるある…。アドレナリン出たり、活性酸素が増えたり、血圧上がったりね
後始末をしなければならない。
怒りを表現した自分の行動の後始末。燃えた後には灰が残るということ…深い★
自分に必要なことを周りの人が言ってくれなくなる。
おおー。怒っている人には寄り付かないし、本当のこと言わなくなるね…
人間関係を損なう
ごもっともです。関係の断絶や崩壊は、怒りの回りで怒るものかも…
こうしてみてみると、
怒って得することなんてないんだ…
ということが分かります
そして今回、怒りをコントロールするために
最も重要だと感じた点は、
「怒り」という感情(を感じること)と
「怒る」という行動(をすること)とを
分けて考える
ことです。 …別々なんだ
今回は特に、
「怒る」ことを⇒【怒り行動】と呼びました。
う~ん、さすがシニアインストラクター 分かりやすい
【怒り行動】ならば、
選択理論では全行動のシステムとして説明できます。
【詳しくはこちら→★
】
つまり、
怒りを感じなくなるというのは難しいけれど、
怒り行動をしない選択はできる
と言えます。
ムカッ とか、イラッ とかしても、
(↑これが怒り(不快な)感情ね)
「うるさい!」と怒鳴ったり、モノを乱暴に投げたり、
(↑これは選択した怒り行動ね… 無意識じゃないのよ)
するかどうかは、その人の選択だということですわ・・・
・・・・え?
それでも、「それって我慢するってことですか?」と
尋ねられることありますな…
それについては、
次の記事「怒りたい人…」に続きます。
関連記事
「怒りの始まり…」