「相手を変えること」と「関係を変えること」の違い | 選択理論マニアのためのトリセツ

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心理カウンセラー渡辺奈都子が選択理論に関するマニアックな気付きを書いているブログです。

こんばんは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。

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カテゴリー変更のために、
過去記事に加筆・修正してアップしています

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相手は変えられない。
変えられるのは自分だけ・・・・。


こう聞くと、相手と自分とを
切り離して考えることが強調されている
ように感じる方が多いかもしれません。

(だから、これを言い続けると「選択理論って良いけど、なんか冷たいよね…」
ってな声を聞くことになってしまいます
しょぼーん



でも、本来、相手をコントロールしようとしないで、
自分がより良い選択をすることは、
その二人の【関係】に影響を及ぼすことです。




そのことをご理解いただくために、いつも私が使っている
相手と自分との関係を説明をする公式をご紹介します。



キラキラジャーンキラキラ

ダウンダウンダウン


1+1=2

・・・・です。



まぁまぁあせ、「一体なんのことだ!??*」とおっしゃいますな苦笑




【関係】とは、【相手】と【自分】の関わりが合わさって出来るものです。


すなわち、

【相手】【自分】【関係】

ということになります。



では、問題ポイント


下の□に入るのは何ですか?








そーです。もちろん 「2」 ですね。


つまり、相手が変わらなくても自分が変わることによって関係は変わるのです。

これまで諦めていた関係の中にも、出来ることがあるかもしれません。




初めて選択理論を学んで、(例えば「七つの身につけたい習慣」などを)
素直に実行された方は、だいたいこの効果をすぐに感じられるようです。

「選択理論を実践したら、家族関係が良くなりました~!sei


講師としては、とても嬉しい感想です。





でも、実は重要なのは、その先なのです。


では次の問題です。

 という関係を手に入れたあなたが次に目指すものは、





ですね?


・・・と、なったとき、

この□に入れたくなる数字はなんですか?



・・・・・・・・


・・・・・・・・


・・・・・・・・







と、思わず入れてしまったあなたビックリマーク



あなたの頭の中の声が聞こえますふむふむ

「私が頑張ったんだから、今度はあなたの番よね?じろり



・・・・汗



それは、

優しい言葉や態度(例えば身につけたい7つの習慣)を使って
相手をコントロールしようとしていた!


ということの現れです。


つまり、
外的コントロールの信条が手放せていなかった…ガックリ・・・




選択理論を実践するのであれば、

仮に相手はまだ1のままであったとしても、
自分は2の次の3を目指す
ことが重要です。






でも、こんなことをいうと、

「選択理論って、結局我慢するってことなんですかぁ?」

と言われそうですねえへ・・・




いえいえ、そうではないんです。

あなたが
【二人の関係のために役に立つこと】にエネルギーを注げば、

確実に関係性は変わっていきます。


※これが、for me でもなくfor you でもなく
for us である ことの意味なんです。



両者で共有している心地よさが増えていけば、
二人の間に流れている空気感は確実に変化するでしょう。乾杯!


そしてそれは同時に、
自分の欲求を満たすこと
につながっているはずです。


ですから、頑張っても何も得ることのない「我慢」とは違いますね。
(まぁ「忍耐」が必要なことは、あるけどね…顔文字




自分の数字を∞に増やしていく必要はありません。
自分たちが心地よいというレベルを見つけられたらいいのです。


重要なことは、

何をすることが自分の数字をあげることになるのか?


それが、二人の関係にどれくらい影響を与えているのか?


と考えることなのです。




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