こんばんは、
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。
1998年にウイリアム・グラッサー協会のシニアインストラクターである
ロバート・ウォボルディング先生ご夫妻が来日されたときのことです。
それまで、国際カンファレンスでお会いするたびに
とても仲睦まじく、誰にでもフレンドリーで
本当にステキなご夫妻だな~
と思っていたので、日本での懇親パーティーのときに、
個人的に奥様のサンディさんに質問してみました。
「幸せな結婚のために必要なものを1つだけ挙げるとしたら何ですか?・・』
私の質問に、サンディはすぐに茶目っ気たっぷりな顔で
「一つじゃなくて、二つでもいい?」と言いました。
そして、教えてくれたことは・・・・
「尊敬とユーモアよ」
ある意味・・・・衝撃的な瞬間でした。
私は、もっと複雑な(心理学的な?)答えを期待していたのかもしれません。
でも、そのあまりにも端的で現実的で納得のいくキーワードに、
なんだか妙に感動してしまって、うるうるしてしまったのを記憶しています。
私とサンディがそのことで盛り上がっていると、
そのうちご主人のボブが傍らに来られて、
サンディの手をとりながら「何の話?」と微笑みました。
するとサンディは
「尊敬するだけじゃダメなの。
毎日がユーモアで溢れるといろんなトラブルの予防にもなるし、
何よりも関係が強くたくましくなるのよ…」
と、ボブと見つめあいながら、なにやらジョークを言って笑っていました。
(そのジョークを聞き取れなかったのが、本当に残念でした)
サンディのおかげで、この二つのキーワードは、
私自身の結婚生活においても深く刻まれることになりました。
「夫婦揃ってカウンセラーなんて、二人でどんな話をしているんですか?」
と、よく尋ねられることがありますが、
けっこうくだらないことを言い合って、ふざけていることが多いような気がします。
(そうよ、いっつも選択理論の話ばっかりしてるわけじゃないのよー)
そして、今回のカンファレンスで、また久しぶりにお二人にお目に掛かったら・・・
こんなご様子でした
(たまたま私たちの前を仲睦まじく歩いていらしたので盗み撮り
後でサンディに見せたら、「送って~♪」と言っていました。
ちなみにボブは76歳ですわ…)
恋愛は、感情優位で始まることが多いけれど、
確かなパートナーシップを育むには、行為と思考がちゃんと機能することが重要です。
“ユーモラスな関わり”は【行為】だし、“尊敬する”ことは【思考】に影響しますね
グラッサーご夫妻にしても、ウォボルディングご夫妻にしても
目標にしたいご夫妻がたくさんいて下さって、それが幸せです。
(でも個人的には、寿美江先生と一緒でないカンファレンスは初めてだったので
お一人の正期先生を拝見しているのは、なんだかちょっと寂しい思いも感じていたのでした…)
国際カンファレンスの報告記事は、まだ続いています
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