教えることは学ぶこと | 選択理論マニアのためのトリセツ

選択理論マニアのためのトリセツ

心理カウンセラー渡辺奈都子が選択理論に関するマニアックな気付きを書いているブログです。

おはようございます。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。


今日から東京でプラクティカムを担当します。
(今年に入ってすでに10回目なのだ…わお


選択理論を学ぶには、

基礎講座
中級講座上級講座


の三つの集中講座が用意されています。


その集中講座の間に(基礎と中級、中級と上級)

(ロールプレイを通して)選択理論の理解を深める

ことを目的として設定されているのが、プラクティカムという臨床演習です。




このプラクティカムは【演習】というぐらいですから、
講義よりも、受講生自身に行っていただくことがメインになります。


ロールプレイという模擬カウンセリングでは、

うなずきカウンセラー役をしたり、(効果的な質問と選択理論的な見立ての練習
キレ顔クライエント役をしたり、(質問に答える(行為と思考が動く)ことで感情の変化を体験
めもめもオブザーバーをしたり、(選択理論の脳のしくみにしたがって事例を解説
しながら、共同学習を行っていきます。


さらに、基礎プラクティカム(BP)でも、上級プラクティカム(AP)でも
選択理論のしくみを他の受講生に説明するミニレクチャー(APではプレゼン)
が課題となっています。



これは、教え合うことでお互いの理解を深め合う
(自分の学びが誰かの学びに役立つ=積極的相互依存と選択理論では呼びます)
ような状態をつくる仕組みです。



教えることが、学習にどれくらい効果があるかについては
アメリカの教育学の教授である エドガー・デール(Edgar Dale)の

学習のピラミッド
が有名ですね。


選択理論マニアのためのトリセツ

講義を聞く:Lecture:5%。
読む:Reading:10%。
オーディオや視覚化する:Audio-Visual:20%。
実演する:Demonstration:30%。
集団で討論する:Discussion Group:50%。
実施し行動にうつす:Practice by doing:75%。
他人に教える、すぐに利用する:Teach other/Immediate Use:90%。



(でもこれって、デールの原著からはだんだん変法されて、独り歩きしているデータみたい…
詳しくはこの記事 が語ってくれています( ゚ ρ ゚ )ふーん




選択理論の学習の場では
批判や強制のない環境を作ることを目指していますが

受講生同士が、実際に誰かに教えるという実習を通して、
ご自身の理解度や今後の課題を自己評価できるシステムは、
その効果を担っている一つの要素だと思います。

【参考記事】⇒「自分で自分を吟味すること」




さて今回はどんなロールプレイ&ミニレクチャーが登場するのでしょ?にや
楽しみです。


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