【第4回】学園内で大ゲンカ!!不良少女と放送部員
3年生の教室
クラスメイトと腕相撲をしているあっくんのところへ、赤坂君が「放送部のやつ、新聞部へなぐり込みだって・・」とあわてて入ってくる。
廊下をこわ~い顔つきで吾郎慎吾・且拓哉・中居剛の6人は歩いて行く。

新聞部部室
「これで放送部も一かんの終わりだわね!」
「先生達カンカンだもんねぇ!」3人はとってもうれしそう!
「さてと・・あい。そこのファイルとって。」
「はい。」とあいちゃんがデスクの上のファイルを手にすると、中にビデオテープが・・・?
「何これ???」
そこへ、中居を先頭に放送部がいきなり入ってきた。
「ノックぐらいしたらどうなの」のありさの言葉に・・・
「ふざけんなよな。お前ら!どういうつもりだよ!」
「何の話よぉ」
「今日の、放送部のテープすり替えたの・・・お前らだろぉ!」
「とぼけたって、わかってんだぞぉ。そういうことやるのお前達だって・・・あぁっ!!!!!」
♪~♪~(SE)
「何だよこれは」「何だこれは」「なんだよぉ」と一斉にテープを指さす6人。
「何ってなによぉ」と戸惑うあいちゃん。
「俺達のテープだなぁ?!」
「やぁっぱり、そういうことか。」
「なによぉ。知らないってば!何なのよこれ?!」
「どっから持ってきたのよ!!あいぃ。」
「しらないってばここにあったのよ。」
「返せよなぁ」と、あいちゃんお手からテープを奪いとった。
「貸して見ろよ。」テープを手に・・・
「書いてあんじゃんなぁ」「なんだよ。これでもいいわけすんのかよ。」
「お前ら放送部乗っ取るためにやったんだろぉ!!」
「ちょっと、まってよぉ・・・知らないよぉ」
「じゃぁ、なんだ!このテープは」
「知らないってばぁ」
「うそつけぇ・・・おまえら・・・隠してんじゃねぇよぉ・・・」な新聞部の3人をにらみつける6人
「書いてあんじゃん!」

ここで、やっとオープニングテーマ!!

Dolphins
沈黙の6人・・・。うつむく剛・且・吾郎・1点を見つめる拓哉・じっとうつむく中居・ジュースを飲む慎吾^^;
「なんかおとなしいわわねぇ?今日はぁ。」「また何か問題起こしたらしいじゃん」と、田中美奈子とマスターはレジから6人をじっと見ている。
「せんぱい。のまないの?」と、自分のを飲み干した慎吾は中居のコップに手を伸ばした。(ピシャッ!!)
「お前少しは、真剣になれよぉ!放送部の一大事なんだぞぉ!」とため息混じりで・・・
「わかってんのかよぉ?!」慎吾の頭をポンと叩いた。
「だけどさぁ・・もうかいけつしたじゃん!しょうこもあるんだし。せんせいたちにいえば、もう すむよ」
「きのう僕たちがさぁ?帰るとき、新聞部の電気ついてたよねぇ?」
「とぼけてんだよ。ふてぇやつらだよなぁ~」
「だけど・・なんか引っかかんだよなぁ?!」
「うん。ホントにやったとしたら、証拠のテープ自分の手元に置くわけにはいかないだろ?」と慎吾を見て・・・
「な?」と後の4人に問いかけた。
「そりゃそうだよなぁ。普通なら、すてちゃうとか?誰かに罪をなすりつけるためにどっかにおいたりとか」「なぁ」
「ってことは・・・・べつのだれかが・・・しんぶんぶがやったとおもわせるために・・・」
「それしかないもんなぁ?」
そこへ「よう!放送部!元気ねえじゃんか。どうしたんだよ。」と不良少女のさゆりが入ってきた。
剛に目で合図をして、「あっ!そうだ!ボクかえんなきゃ!」しんごと剛はあわてて席を立った。
「なんで、なんで、なんで・・・。まっ待って。」
「あっ、ボクしゅくだいやんなきゃいけないからぁ。」
「終わったら来いよ!」
「うん」と慎吾と剛は出ていった。
「あっ、俺もだ!あっ明日日直だし。日直。
「おまえ、それとどういう関係あるんだよ」と引き留める且。
「関係ねえじゃんよぉ」
「いいのぉ。」とあわてて席を立った。且も便乗し「お先に!」と二人はあわてて帰っていった。
中居も便乗して?帰ろうとしたが・・・・
「お前はいいんだよ」と拓哉に引き留められ、席に座らされてしまた。
「何みてんだよぉ!」またも、さゆりは不機嫌そうに、拓哉の隣に腰をおろした。
ところが、うれしそうに話し始めた。
「先こう盗み撮りっていうのは、傑作なアイディアだよなぁ?!」
「俺達じゃないよぉ!」今度は拓哉が不機嫌に言った。
「新聞部がテープすり替えたんだって?」
「?」中居はさゆりに目をやる・・・
「お前達がやったらほめてやろうとおもったのによ!」
キッとにらんで立ち上がると「なんで、お前知ってんだよ。えっ?」と言った。
「俺達まだ、新聞部がどうのこうのって、まだ誰にもいってないんだよ。(と立ち上がっって)何でお前知ってんだよ。」
中居と拓哉は困った顔のさゆりをじっと上からにらみつけていた。
そして、サッと走って出ていったさゆりを見届けると、腕組みをしたまま、二人ともため息をついた。

渚寮・3年生の部屋

「かみじょう さゆりかぁ」「でも、いったい何のために?」とオセロをしている先輩に、
「先輩達だったら、少しは、女心に詳しいかと思って・・」「・・・・」「でしょう?」と先輩の顔をのぞきこんだ。
「ぜんぜん」という赤坂君に、うつむいて笑うあっくん。
「でも、とにかく放送部の責任じゃないってことは、はっきりさせといたほうがいいんじゃないか?」
「そうじゃなきゃぁ、活動できなくなっちょうもんなぁ」
中居は黙ってうなずくだけだった。

<<おでんやで飲んだくれる栗林先生と星山先生のシーン>>

そして、翌日・・・・放送部の部室

6人と顧問の風間先生(体育教師)は・・・
「そうか。解った。先生達には俺から説明しとく。」
「でも、さゆりのやつ、自分がやったなんて言いっこないよ。きっと。」
「おまえなぁ、そんなことよりさぁ、放送部が活動できるようになるのが、先だろう?そうだろう?」
「で・・・でもなぁ?」と不安げにみんなを振り返る。
「何が『でもなぁ。』だよ。後のことは俺にまかせて、次の企画でもかんがえろ。な!」実に頼もしい風間先生だぁ。
「よろしくお願いしまぁす。」6人は弱々しい声で頭を下げた。

職員室
「しかし、これで、放送部をつぶす、立派な理由ができたわけですね。」と、小声でうれしそうに教頭に耳打ちする平田先生。
「PTAの木村会長にも顔向けができるというものだ。ウヒャヒャヒャヒャ・・・」教頭もうれしそう。
「だからって、あの木村が勉強に精を出すとはおもいませんがねぇ?」
「まぁ、きみぃ、そりゃそうだがねぇ。まあぁ、そんなことはどうだっていいんだよぉ」
そこへ風間先生!!「教頭!放送部のすり替えられたテープが見つかりました。」と、教頭に駆け寄った。
「え?しかし、その話は、放送部の言い逃れじゃなかったんでは?」
テープが出てきたのが新聞部だとわかって、職員室の先生達全員が騒然・・・。
そこへ星山先生が泣きながら帰ってきた。
「あの転校生どうにかして下さい;-;あの子が来てから生傷が絶えません」確かに顔は傷だらけだぁ^^;
「その傷、残るかも知れませんはねぇ!」と千堂あきほに言われ、
「えぇっ!!こんなに綺麗なのにぃ・・・。もう!!」とおきまりの台詞(笑)
二人の会話に・・・・・
「さっきの話?」と橘先生は気が付いたよう?

校庭(と言ってもスタジオだから狭いぞぉ^^;)
バレー部がウサギ飛び、輪になってトス、パス、レシーブの練習をしている。
廊下の窓から、うらやましそう?に見つめるゆかり。
「おい、まだ決めてないのか?どこのクラブにはいるのか?」と風間先生は声をかけた。
「クラブなんてばかばかしい!」やっぱり、素直になれないさゆり・・・。
「そうかぁ、ずいぶん熱心に見ていたじゃないか?!」と、何やら自信ありげな風間先生。
さゆりは、黙ってその場を立ち去った。後ろ姿を心配そうに見つめる風間先生。

教室
黒板を消している日直・・・。教室内の生徒がたちは、席に集まって、それぞれの話で盛り上がっている。
そんな中、新聞部の3人は・・・・。
「ちょっとぉ!ちょっと、ちょっと聞いたぁ?放送部がまた活動開始したんだって!」
「いったいどうなっちゃったのよ、この間の放送部の問題は!」
「なぁんか、風間先生が頑張っちゃったらしいよぉ。犯人の目星はついてるとか言って。」
さゆりは3人をにらむように振り返って聞いていた。
「だけどさぁ・・。このままじゃ気が済まないわよねぇ。」
「だれがやったか、はっきりさせて・・・私たちに謝ってもらわなきゃねぇ!」
「誰かに恨まれるようなことしたぁ?」
「ウフッ・・・かわいいからかなぁ?」^^;^^;
冗談を言って盛り上がってる3人をじっとにらみつけるさゆり。

放送部
「おせえなぁ・・・何分待たせんだよぉ!」うろうろ歩き回る中居。
「きむらぁ。稲垣遅いよぉ!あいつ、バレー部のスタンバイができたら呼びにくることになってたのに・・・
「いいよ!!・・・・・じゃぁ、いこうぜ!」
そこへ「大変だよ!大変!」駆け込んできた。
「どうしたんだよぉ?」
「バレー部のボールがいたずらされちゃって。」
「えっ?」6人は走って出ていった。

教室
「ひどいよぉ!」切り裂かれたバレーボールに女子が集まっていた。
「なぁんだこれぇ?!」森田健作そっくりに言う中居^^;
放送部の6人はボールを手にした。騒ぐ女子に「俺達じゃないぜ・・・」と小声でいう。

廊下
新聞部の3人と、さゆりがぶつかった。
文句を言うさゆりに新聞部も負けていなかった。
「バレー部のボールにいたずらしたのあなたでしょ?」「見た人がいるのよ!」
「だったら、どうだってんだよぉ」と粋がる小百合に・・・
「認めるのね?!放送部のテープすり替えたのもあなたでしょ」
「私たちに罪なすりつけてぇ!」と言い返した。
「もともと、もめてたんだろ!」なんだか険悪な感じになってきた。

校庭
喧嘩をする女子二人
「先輩。大変!大変!」と慎吾に呼ばれ、放送部も駆けつけたが誰も止められない。
風間先生の一喝でやっと、おさまった。

海岸に一人たたずむさゆりに、風間先生は優しく声かけた。
「おもしろかったかいたずらして?人が困るのを見るのって、そんなにおもしろくないだろぉ。こんなこと続けてて一番辛いのは自分だぞ!」突っ張りながらも・・・・海を見つめるさゆりの目は、いつかの拓哉に似ていた。

校庭
ワイワイガヤガヤ・・・バレーボールの修繕をする、6人。
それを、廊下の窓からじっと見つめるさゆりと風間先生・・・。
さゆりは、フッと空の雲を見上げた。

<<ざ・ あぶゲーム「数字あてゲーム」黒板に書かれた9つの数字を中居が指す。目をつぶっていた拓哉が当てるが^^;
森尾由美がペンで「これ?」と指す時の指し方の違いに気づかないと当たらない^^;出題者に吾郎が登場「好きな数にかえていいよ」と伸郎にいわれ「56」と書くお茶目なごろう^^;>>
<<先週に引き続きマリックさん第2弾たまごを立たせるに、続いてスプーン曲げに挑戦!>>

練習をするバレー部員の横でカメラ割り・・・打ち合わせをする放送部員

<<おでん屋の屋台で、栗林&星山先制>>

「HELLO THE SMAP」
「中居まさひろです」「しんごです」で、番組スタート
「さて、きょうはさっそく1曲目行ちゃいましょうか!」と慎吾の肩を叩く。
「・・・くんのリクエストです。」「それでは・・・VTRキュー!!」
VTRに切り替わったので「3分くらいはあるよね?」と二人はブースから出てきた。
「あっ、せんせい」
風間先生が入ってきた。
「あ、先生、取材レポートなんとか間に合いました。」
風間先生と一緒に入ってきたのは一条だった。
断りに来たらしい。
「DJやらない?!」「せんぱい」
あとの、みんなも???不安そう!!
「この曲終わったらバレー部の取材レポートだ。ほら・・・原稿・・・・DJやりたいって言ってただろう?!やれよ。な?」
「ほら、はやく・曲終わっちゃうよ。」
困惑顔のまま、さゆりはブースに押し込められた。
心配そうに見つめる部員たち
教室では新聞部員たちが「なんなのねあれ?」と騒然・・・みんなはTVの前に集まって見た。

さゆりは、たどたどしいながらも、一生懸命原稿を読み始めた。
「つぎは、、、取材レポートのコーナー、、、今週はバレー部を取材してきました。バレー部は、まだ、、、対外試合で勝ったことが、ありません。   だから、、、(驚く職員室の先生達)、、、でも、、、そのためだけに、、、練習してるんじゃないと、、、彼女たちは言います。、、、転んだり、、、すりむいたり、、、ぶつかり合ったりしながら、、、仲間達とボールを追いかけていると、、、何もかも忘れて、、、思いっきり、、汗をながすことの爽快さ、、、仲間がいることの、、、大切さ、、、自分は、、一人じゃない、、、、そんな、、」
さゆりをブース内で見守る中居は、涙ぐんでいる彼女に気遣いながら戸惑ったていた。彼女は続けた。
「この白いボールが教えてくれたのです。」教室の生達も、先生達も、いつのまにか温かい目で画面の彼女を見ていた。
「どんなにすばらしいか、、、今このときを、、、、一瞬一瞬を、、、精一杯・・・・わたし・・・わたし・・・ごめんなさい。
「私がやったの。・・・・ぜんぶ私がやったんです。ごめんなさい。ごめんなさい。」
じっと見つめる拓哉・・・
吾郎、剛、拓哉、慎吾、風間先生はガラス越しに彼女を見守っていた。
ブース内の中居ちゃんは、じっと下を見つめていたが・・・きっと、彼の考えはこれを予想していたからだったのかな?

海岸は、きょうも青空だった!
  
渚寮
「さゆり、バレー部に入ったんだって?」先輩に聞かれた。
「はい」
「ホントかよ。それ」
「前からスポーツ好きだったみたいです。」
「スポーツやってさぁ、仲間もできれば、あいつも
「変わるよ。きっと」

「なかなか、にくいことやるじゃん」と中居を見た。
「いやぁ、あんなもんですよ。」と、照れて頭をかく。

校庭
バレー部と一緒に練習をする、さゆりの姿があった。
「少女A」の頃の中森明菜ちゃんのヘアースタイルだった彼女はちゃんと髪を一つに束ねていた。

海岸
海岸の道路でスケボーと自転車にのる6人
すがすがしいアイドルスマイル(白い歯を見せて)拓哉→つよし→吾郎→且行→慎吾(彼だけは口を閉じている^^;)→中居
6人のアップで第5回へとつづく

【おまけ】
ハワイロケのレポート
とにかくはしゃぎまくるSMAPくんたち 
スケボーショップでボード選びに・・・。
一生懸命、店内の説明をする、中居のやばい台詞に、拓哉君カメラ目線ではさみのポーズして「カット!!」ってするのは、もう、この頃からなんですねぇ^^;