早くも2011年が終わろうとしています
今年は2月の全日本からはじまり
後輩K原のロンドン五輪出場内定、加えて三年ぶりに選手ではなくスタッフとして参加した全日本学生選手権まで
とにかくめまぐるしく時間が過ぎたように思います

自分の中では震災前日の大宮転勤が一番のイベントだったように思います
そしてそこから始まった平日仕事、土日は母校でハードな練習という
休みなしの生活がはじまった訳ですが
だいぶ過去の力は取り戻しつつあるように思います
こないだ一緒にスパーリングした某ヘビー級日本代表の選手からは
「半年前より運動量が倍になってて戸惑った」と言われたのが
成長した証拠でしょうか

後輩えりかの五輪出場もめでたい話です
これからメディア対応含めきっと大変なんでしょうが
今の彼女を見る限り乗り越えられるのかなと思います
五輪出場決まっても、特別変わった感じもしませんし普段通りなので

学生選手権総合優勝逃したのは正直痛かったです
総合優勝ってのは各大学が個人部門で獲得したメダルの数を基に点数が入り
その合計点を競うというものですが
総合優勝した大学とうちの後輩達の明らかな意識の差が一点差で取り逃したって結果に繋がったと私は解釈してます

勝たずに銀メダルを取った選手も確かに優勝校にはいましたが
それだって立派な戦略です
文字通り「全員で」総合優勝を取りにいった結果なんだと思います

後輩達にはこの悔しさを忘れずに練習に気持ちをぶつけて欲しいです
そうしたらもっと高みへ行けるはずなので
その辺は、今まで後輩達に対し厳しい事は敢えて言わないできたけど
今後は私らOBが言っていかなきゃなのかもです
かつて、私が学生の時に背中を追いかけた社会人の先輩達の立場に
今度は私らOBが立つ時が来たのかもしれません

その為にも今よりもっと強くなってやる、
そんな事を考える年の瀬でした