以前住んでいた地域には徒歩圏内に銭湯がいくつかあり、






ローテーションで色んな銭湯をまわってました。







特に銭湯マニアでもなかったので







引っ越しをして以来、全く行かなくなってしまったのですが






近所に一軒あることが分かり、今日久々に行ってきました。









住宅街にひっそりと佇む銭湯。







写真は一枚も撮ってませんが







まず入口の昭和レトロな「湯」の暖簾が雰囲気を醸し出しています。








古い下駄箱、








男女に分かれて入る木製の扉。







ちなみに、








銭湯に不慣れな方が









入口の両脇にある下駄箱に適当に靴を入れて









下駄箱から近いほうの扉から適当に入ると





 



実は異性側の扉だった…!








という事態になって







お互いビックリすることになってしまうので気をつけなければなりません。








中に入ると番台に人はおらず、








男湯側の隅っこでおっちゃんがテレビを見ているのが見え、







私に気づいてお金を受け取ってくれました。








あなただったのね(笑)








この緩さも好きです。








中に入ると女湯は誰もおらず、








歩くと竹製の床が軋む音だけが響きました。







男湯側はさっきの番台のおっちゃんとお客さんが世間話をしてる。






テレビがついていないので、







静かな空間にその会話と私の足音だけ聞こえるのが







実に心地よい。。








この心地よさ、伝わるかなぁ。。









色々素敵です。










蛇口は銭湯では定番の








お湯と水が分かれているやつ。







このレバーを上げたり下げたりして調整するのがちょっと楽しかったり。









シャワーについても、ホースが無い定番の固定式。








高さの無い椅子に座りながら壁に頭を近づけるようにして洗います。







まぁまぁ辛い体勢。










今まで行った銭湯のシャワーは








ピンポイントの細さでものすごい水圧で出てくるタイプだったのですが

(庭の水まきホースで言うとストレート、みたいな)







ここの銭湯は







カバーエリアは広いけどめっちゃ水量が弱い。小雨みたいな。







だからいつまでも辛い体勢で耐えないといけなかった。







この不便さも好きですよ。








お風呂に入っていると、







女性が1人やってきました。








今日は誰とも会話をしていなかったので、








ここで近所の人と会話が出来たらなぁと思って待っていたのですが








お姉さんはお風呂に入る前に









水圧の弱いシャワーでずーっと洗髪していたので









私は熱さに耐えきれず、今回は断念しました。








銭湯のお湯ってどこも熱いですね。








お風呂から上がり、ドライヤーを使ったのですが








20円3分勝負。







足りないので40円で勝負しました。







何分経過したか分からないので結構ハラハラします。







安いけど40円以上は払いたくない(笑)







そしてそんなに10円玉もってないし。







番台のおっちゃんに声かけないといけないのも面倒だし。






30秒前になると点滅してくれるのですが







本当に真剣に乾かさないとタイムオーバーになります。






そんな集中している中、






番台のおっちゃんが台を飛び越えてこちら側に来て何かを物を取って戻っていきました。




 



こっちを見ないようにはしていましたが、








これは許容範囲なのかな!?








私はドライヤーに集中していましたし、つかぬ間の出来事でした。









ちゃんと服着といて良かった。。








家では全裸に近い格好で髪乾かす時があるので。。(笑)












銭湯って昔のまま残っているものが沢山あるので、









突っ込み所が結構あったり、








おっちゃんが侵入してくるハプニングがあったり、








色々と緩い感じが大好きです。







身体の芯までポカポカで、







風に当たりながら夜道を歩くのも気持ちいい。








このままお酒飲みに行けたら最高のコースかも。。









次に行った時はお風呂で会話が出来たらいいな。