北京冬季オリンピックが開幕しました。東京オリンピックから半年、本来ならこんな短い間隔でオリンピックが行われる事はありません。なんか不思議な感じがします。
オリンピックと言えば世界中が盛り上がるイベントです。ただ今回もほぼ無観客に近い状況での開催。しかも、会場付近には厳重な警戒体制がしかれ、開催国の盛り上がりも伝わってきません。たぶん東京オリンピックを迎えた時も日本以外の国ではこんな感覚だったのではと想像します。
本格的な競技が始まれば、また違った感情が起きてくるとは思いますが、アスリートにとっては静かなオリンピックがそのパフォーマンスにいい方向に働けばいいなと勝手に思っています。
時間は確実に進んでいるにも関わらず、世の中は感染症によって時間の進行を止められている感じがします。
感染拡大の場が、高齢者施設や病院から教育現場に移り、学校の時間は鈍行状態。様々な制限の中でも、マスクの下の笑顔を想像して時の背中を必死で押していこうと現場は頑張っています。
三年生は受験を控えた大事な時期です。感染回避のために自宅学習(オンラインは始まりましたが)を選ぶ者も少なくありません。登校するも控えるも、どちらも正しい選択だと思います。
部活も蔓延防止期間中は停止です。予定通りに宣言が明けると想像するには、あまりにも厳しい現実です。しかし、今は健康と安全を第一に考えるべきで停止は当然の措置である事は間違いないのです。
ならば、自分で時を進めるしかありません。世の中の時が止まっても自分の時は止めないで欲しいと願っています。ただし、それには相当な「意志の力」が必要です。
何より自分との闘いが一番難しいものです。あらゆる条件を受け入れても自分を失わなかった者だけに与えられるもの、それは「成長と成功」という宝物です。この二年間の状況はその宝物にさらに磨きをかけるチャンスでもあります。
世の中に生きるしかない人間にとって、共存しながら進化していく力を蓄えたいものです。
新たな「おうちメニュー」が加えられて、日々の振り返りのために渡されたチェック表。どれだけチェックがつくか、成長グラフがピークアウトしないよう取り組んで欲しい。
