感染拡大、そして豪雨。一体世の中はどうなってしまうのかと思います。自然の前に人間がいかに無力なのかを思い知らされる日々です。



 田舎から送られてきた一枚の写真。自然の猛威に対し、只々、時を待つしか方法がないのです。


 中休みが終わり、部活も今日練習試合を行い、後半に入る予定でしたが、昨日の時点で試合は早々に中止としました。さらに、これから先も感染状況によっては予定を変更せざるを得ないかもしれません。


 甲子園も順延を繰り返しながら、ようやく今日は3時間遅れで開催されました。選手たちも試合が出来たことへの感謝の気持ちでいっぱいだったと思います。


 当たり前のことが当たり前でなくなることで、当たり前の日々がどれだけ幸せなのかを実感します。ただ、それは大変な状況になって気付くのではなく、常に感じていなければいけない感覚なのだと思います。


 恵まれた環境では気付かなかったこと、例えば蛇口をひねれば水が出て、スイッチを押せば電気がつく、そんな当たり前の事でさえ、この状況では有り難いのです。


 今日の練習もやるかやらないか迷いましたが、本校にある二つの体育館のうち、一つが空いていたので、体育館の中で練習を行いました。もちろん充分にディスタンスを取り、換気もしっかりし、練習の合間には除菌スプレーで手洗いをしての練習でした。


 この休み中に部員の3分の2がワクチンの1回目を接種したと聞きました。本市では中学生のワクチン接種を夏休み中からやってくれています。役所の方々、保健所の方々、医療関係者の方々、その他多くの方々の協力によって接種が実現していることを忘れてはいけません。


 災害も感染症もまず自助です。自分の命を守ってこその共助、仲間を救うことが出来るのです。ただし、コロナには完全な感染対策がありません。だからといって自分のやるべきことを放棄してはいけないのです。家族、仲間のために出来ることをやる。それは社会生活におけるマナーなのです。(学生の方が大人よりこのマナーを守っているかもしれませんね。)


 先のことを考えるより、今の時間を大切にしましょう。やれることは沢山あるはずです。明日も午後から練習が予定されています。出来ればグランドでやりたいですね。


 

 今を大切に!そして今を集中しよう!