外出自粛要請が出てからの土日、都心は流石にガラガラの状態でした。しかも今日は季節外れの雪、薄っすらと路面に積もる雪をベランダから眺めながら、外出自粛するにはもってこいの天気だと納得するしかありません。

一昨日は、学校閉鎖についても新たな見解が提示されました。このままでは通常の四月を迎えるのは困難かもしれません。文科省が出した学校再開についての指針も現場に丸投げという批判が出ました。それもそのはず、マスク着用や近距離での会話禁止など、果たして学校現場を理解している人が大臣をやっているとは思えない指針ではないかと疑ってしまいます。

そもそも世の中にマスクが十分に流通しているのでしょうか?現場では常に平等を求められます。幸いにマスクがある家庭はなんとかなるにして、買いたくても市場に出回ってないのが現状、高額なマスクをネットで買ってこいとでも言うのでしょうか?近距離での会話においても、「主体的で自主的な教育」を目指すには授業中のコミニュケーションが必要となってきます。近距離を防ぐのにどれくらい席と席に空間を作れば良いのでしょうか?狭い教室に40人弱が生活する空間では厳しくないですか?

と愚痴ばかり言っていても仕方ありません。どんな形であれ、教育活動を再開するために我々は努力するしかありません。大切なのは少しでも子供達の教育環境を整えてあげることです。休校要請から1ヶ月、その上外出自粛で、子供達の活動が一番活発になるこの時期に多くの我慢を強いられているわけですから。

ここ二日間は「首都封鎖」の様相を呈しています。果たして本当の「首都封鎖」にならないように、全員で何がしかの我慢をすることは必要ですね。