夢を持つこと

終了式の今日、近隣小学校の卒業式に参列してきました。別れの言葉は、登壇した卒業生がそれぞれの思いを大きな声で伝えていました。「将来、ヘアーデザイナーになって多くの人の笑顔が見たい！」「宇宙飛行が出来るようなロケットを作りたい！」様々な「夢」が力強く伝わってきました。

先日引退したイチロー選手が「夢中になれるものを見つければ、壁に向かっていける」と言っていましたが、夢に本気になれば壁は無くなっていくということではないでしょうか。ということは、自分で壁を作る人は本気で夢中になっていないという証拠なのかもしれません。夢は、みんなに宣言することで、強い思いに変わります。年頭に大声で叫んだ言葉は、みんなが覚えている筈です。だからこそ後戻りは出来ないと思いませんか？

イチロー選手は、自分の夢をいつも笑われていたそうです。小学校の時、毎日必死で練習している彼を見て、周囲の大人が「プロ野球の選手になりたいの？」と言って笑われました。しかし、彼はプロ野球の選手になりました。そして、メジャーに行く時も、同じように冷笑された中で首位打者と盗塁王、そして新人賞を取りました。彼のチャレンジはいつも周囲の笑いから始まり、賞賛で帰結しています。

野球を愛し、野球に夢中だったから「壁」はなかったのです。「夢の力」。みんなも信じてみないか？