審判員

6名の高野連審判員の方々が来られた今日の第一試合は、今週肘の手術を受けるMの復帰を願って、オール二年生で臨みました。幸先良く3点を先取したものの、終盤エラーが続き、同点に追いつかれ、引き分けに終わりました。勝ってMを送り出したかったのですが、叶いませんでした。手術が成功し、Mが夏にプレーヤーとして戻って来ることを切に願っています。仲間も同じ気持ちで戦ったと思いますが、結果は思い通りにはならないものです。

対戦校の小金井二中は気持ちのいいチームでした。先行されても粘り強く攻撃を仕掛けてきました。ランナー三塁の場面では、意地でもゴロを転がすという強い意志が見られました。一方の三中は、チャンスにフライを打ち上げてしまい追加点が奪えなかったのが、勝ちきれなかった原因です。原因を掴み、そこを重点的に練習するために練習試合があります。ただし、冬トレの期間に入っていますので、休みを利用してペッパーなどに取り組むといいのではないでしょうか？

二試合目が終了した後、審判員の方々と昼食をご一緒したのですが、昼食中もコールの仕方やストライクゾーンの反省などを話し合っていらっしゃいました。常に研鑽を重ねていく姿勢に頭の下がる思いです。こういう方々の支えがあってアマチュアのスポーツが成り立っているのだと選手諸君も気付いて欲しいと思います。

その競技を極めるには、まずルールを覚えること。基本中の基本です。ルールブックなどて野球ルールを学ぶ時間も必要だと感じます。

二試合目は、立正中との対戦でしたが、このチームも顧問の先生の熱心な指導の元、元気が良く、ハツラツとしたチームでした。中盤までは拮抗した展開でしたが、一年生の活躍とKのピッチングで勝利することが出来ました。正しい判定をしてもらうと試合もリズム良く展開します。Kもギリギリのストライクコースを攻めることが出来ましたし、Sのリードも思いっきりコースに寄ることが出来ました。バッテリーにとっては大変勉強になったと思います。

中学の練習試合で高野連審判員が方々が審判してくれることは滅多に（というより殆どと言っていいでしょうが）ないのです。三中は毎年この時期や、シーズン中でも時間がある時に、審判に来ていただいています。23日にも一人来てもらうよう約束しました。この環境に感謝出来ますか？もし、有難いと感じるならば、ルールを覚え、さらに強くなって恩返しをしてください。来週の三連休は、長岡杯に参加します。

審判員の姿勢で試合も締まったものになりました。