「なんくるないさ」この言葉、今日出された三年生の進路だよりに掲載された言葉です。沖縄の言葉で、「何とかなるさ」という意味で使われる事が多いのですが、進路だよりではこの言葉の真の意味を書いてありました。

沖縄の歴史を振り返ると壮絶なものがあります。その大変な歴史の中から生まれてきたこの言葉には、ただ単に「何とかなるさ」というポジティブな意味だけではないものが込められています。それは大変な思いの先に行き着く感情なのではないかと思います。

逆に言えば、何とかしようともがいた者しか行き着くことのない感情とも言えるのです。つまり努力もせずに「何とかなるさ」と言うのは、現実から逃避するだけの気休めの言葉でしかないのです。ピンチの場面で、「なんくるないさ」と思えるだけの練習や経験を重ねてきた者にしか、この言葉はその魔法を発揮出来ません。

今三中がチャレンジしている戦いは、強敵揃いの都大会です。臆せずぶつかっていく勇気を持てる根拠は日頃の練習や学校生活に対する自分自身の気持ちにあります。どんな相手でも、「なんくるないさ」と自信を持って言える三中野球部であってください。そうであれば、これからの戦いも楽しみになります。ドキドキよりワクワクの方が大きい戦いであって欲しいと思います。「なんくるないさ!」

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三年生が果たせなかった都大会というステージにみんなは立っています。そのステージで活躍出来るよう、受験勉強の合間を縫って、3人の先輩達が、バッティングピッチャーを務めてくれました。三年生の分も楽しめる都大会にしよう!