休養日

最高気温36度を超えた今日は、完全休養日でした。さすがに今日の暑さは、外で野球をやるには厳しい日となりました。たまの休みで私も神宮での西東京大会準々決勝を観戦する予定でしたが、外に出る勇気が出ずに家でこもっていました。

甲子園予選と言えば、私立の強豪校が初戦で敗退するなど各地で波乱が起きています。東京都大会も都立高の頑張りで混沌としています。今日の試合も優勝候補筆頭の日大三高を都立片倉があと一歩まで追い詰めました。

都立片倉高の副顧問の先生に、東久留米西中で野球部顧問をなさっていたT先生がいらっしゃいます。現高三の代では、何度か練習試合をさせてもらいました。その後高校に転勤され、野球部指導をなさっています。

中学野球でも東久留米西中を都大会に出場させました。その後三年間で都立片倉高を強豪校に育て現在に至っています。中学野球顧問の先生と言えば、八王子学園のA先生も以前に紹介しましたが、やはりベスト8に残っている堀越学園のO先生もかつては修徳学園中学野球部顧問として、全国大会にも出場なさいました。この四月に久し振りに高校野球の監督して同学園に赴任され、すぐに結果を出されています。

すでに完成された選手を集めるのではなく、選手の可能性を最大限に引き伸ばして結果を出してくれるのは、我々中学野球部顧問にも勇気を与えていただいています。O先生が修徳学園高校を率いてすぐに甲子園出場を決められた試合には、多くの中学野球部顧問が球場に集まって応援していました。

子供は発達段階に応じた指導が必要です。この前高校野球を終えた一人のOBがしみじみと「挨拶って大切ですよね。高校に入って挨拶をしない同級生にびっくりしました。三中は普通に校内で挨拶を交わしているけど、あれってすごく大事だと思います。」と言っていました。

中学野球は、人としての基礎を学ぶ場所だと思います。まだまだ自分をコントロールできるほど人格は出来ていないのが当たり前です。ただし、礼儀や挨拶はどの段階でも必要なものです。たぶん今年活躍されている中学野球部顧問出身の先生方も人としての基礎を教えながら、高校野球のあるべき姿を教えていらっしゃるのだと想像します。

明日からも暑い日が続きますが、この一週間で人として成長した君たちの姿を見たいと思っています。今日はしっかり休養を。