学年が上だから先輩は敬わなければならないのでしょうか?人として憧れられる年上が本当の先輩だと思います。その先輩が必死に戦う姿勢を後輩たちが全力で応援するチームは、所謂束になってかかって来る雰囲気を持ったチームであり、試合では驚異を感じるチームとなります。
私は大昔ですが、最上級生になっても自分のポジションは自分で整備していました。もちろん自分の道具も自分で運びました。それは人として立派だった訳ではなく、他人の整備したグランドで怪我したくなかったし、整備不良の道具で失敗したくなかったからです。
それでも、それを見ていた後輩たちは自分もレギュラーになったら自分のことは自分でやらなければいけないと思ったそうです。他人のせいで自分が失敗したくないという独りよがりの考えのように見えますが、私は当然のことと思っていました。だってグランドは自分のためにあると思っていたから。
日本には変な縦社会が存在します。本当に尊敬される先輩のためならまだしも、ただただ年が下というだけで、面倒臭さいことは全て任されるという習慣です。それが当然だと思っているなら大間違いです。そして私自身、ただ威張ってるだけの年上が大嫌いでした。
一流の選手は人としても一流なのです。サッカー日本代表の本田選手は永らく守っていたレギュラーの座をワールドカップで奪われましたが、ベンチで一番声を出し、仲間を鼓舞し、そして率先してロッカールームの清掃を行ったそうです。それを見ていた後輩たちが、先輩にやらせてはいけないとみんなで清掃し、敗戦後のあのロッカーになったと聞きました。
またこんな経験もあります。15年以上前の事ですが、学年の先生たちとドームホテルで会食をすることになって、ドームホテルの地下からエレベーターに乗った時でした。ドアが閉まる直前に人が入ってきたので、とっさにドアオープンのボタンを押したら、入って来たのが当時GIANTSの四番打者だった松井選手でした。彼は唖然とする私たちに向かって「ありがとうございます」と丁寧な挨拶をし、降りる時も「失礼します」と言って出て行きました。そしてその後松井選手はニューヨークでも愛される選手となりました。
三年生になっても練習前の準備や練習後の整備や後片付けを率先してしてやっている先輩はいます。後輩たちはその姿を見て、あんな先輩になりたいと思っていることでしょう。逆に先輩という立場に胡座をかいて、後輩たちに全てをやらせている人もいます。最後の大会です、本物の三年生になって欲しいと思います。そして、後輩たちも応援したくなる先輩になる準備をしてください。人として成長がなければ、部活の意味はありません。
私は大昔ですが、最上級生になっても自分のポジションは自分で整備していました。もちろん自分の道具も自分で運びました。それは人として立派だった訳ではなく、他人の整備したグランドで怪我したくなかったし、整備不良の道具で失敗したくなかったからです。
それでも、それを見ていた後輩たちは自分もレギュラーになったら自分のことは自分でやらなければいけないと思ったそうです。他人のせいで自分が失敗したくないという独りよがりの考えのように見えますが、私は当然のことと思っていました。だってグランドは自分のためにあると思っていたから。
日本には変な縦社会が存在します。本当に尊敬される先輩のためならまだしも、ただただ年が下というだけで、面倒臭さいことは全て任されるという習慣です。それが当然だと思っているなら大間違いです。そして私自身、ただ威張ってるだけの年上が大嫌いでした。
一流の選手は人としても一流なのです。サッカー日本代表の本田選手は永らく守っていたレギュラーの座をワールドカップで奪われましたが、ベンチで一番声を出し、仲間を鼓舞し、そして率先してロッカールームの清掃を行ったそうです。それを見ていた後輩たちが、先輩にやらせてはいけないとみんなで清掃し、敗戦後のあのロッカーになったと聞きました。
またこんな経験もあります。15年以上前の事ですが、学年の先生たちとドームホテルで会食をすることになって、ドームホテルの地下からエレベーターに乗った時でした。ドアが閉まる直前に人が入ってきたので、とっさにドアオープンのボタンを押したら、入って来たのが当時GIANTSの四番打者だった松井選手でした。彼は唖然とする私たちに向かって「ありがとうございます」と丁寧な挨拶をし、降りる時も「失礼します」と言って出て行きました。そしてその後松井選手はニューヨークでも愛される選手となりました。
三年生になっても練習前の準備や練習後の整備や後片付けを率先してしてやっている先輩はいます。後輩たちはその姿を見て、あんな先輩になりたいと思っていることでしょう。逆に先輩という立場に胡座をかいて、後輩たちに全てをやらせている人もいます。最後の大会です、本物の三年生になって欲しいと思います。そして、後輩たちも応援したくなる先輩になる準備をしてください。人として成長がなければ、部活の意味はありません。