サッカーワールドカップもベスト4が出揃いました。ベスト16で敗退した日本でしたが、敗戦後の日本代表チームとサポーター達に世界の賞賛が集まりました。

敗戦直後もサポーターの人たちは会場のゴミ拾いを行い、選手たちは自分たちが使用したロッカーを綺麗に整頓して去って行きました。ややもすれば、負けた悔しさで何かにあたってしまいそうな場面でも、彼らは侍ジャパンの心を示してくれたのです。

今日の府中六中にも同じ心を感じました。三年生にとって負けたら中学校生活での野球が終わるこの大会。府中六中はどの大会でも会場校として立派な振る舞いをしていました。今日、三中に負けた府中六中三年生野球部員は、中学校野球にピリオドを打たなければなりません。

それでも、敗戦後の挨拶も立派な態度でした。そして、審判、保護者の方々にも深々と挨拶をしていました。さらに、試合後のグランド整備、次の試合の準備などをしっかり果たしていました。最後の試合になるかもしれなかったこの試合を、府中六中と対戦出来た事に感謝しています。彼らから三中の部員も多くのことを学べたと思います。多摩大会に出場出来なかった六中の分まで勝ち上がってください。

保護者の皆様、応援ありがとうございました。彼らとの野球がまだ楽しめそうです。長い夏になることを願っています。