大会本部から今週土曜の会場校依頼がありました。多摩大会予選三試合を三中でやって欲しいとのことでした。週末の雨で大会日程に変更が相次ぐ中、本戦だけでも大変なのに、多摩大会予選もダブルで組まなければいけません。役員の方々の苦労は計り知れないと思います。

三中として何かの役に立つのであれば、何なりとやろうと思っていますし、部員たちにもその気持ちは十分にあると思います。ただし、ここで一つ問題があります。それは、運動会練習期間になってから、マウンドを解体したことです。

どのチームも負けたら終わりの戦いをしています。それは三中も一緒です。特に目指していた都大会への出場を絶たれた三中は、最後の舞台に是が非でも出場したいと必死に頑張っています。マウンドのないグランドで中学校生活最後の試合になっては、どのチームにも申し訳ありません。

夏季大会の会場提供も遠慮してきました。しかし、事情が事情なだけに断ることは出来ないと判断し、監督に話したら、今日マウンドを作りましょうということになりました。

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マウンドの位置を決めて盛り土する。

幸いにも今日はグランドを全面使える日です。三年生7名は、レフトの方でキャッチボールやテニスボールでのフリーバッティングに取り組みながら、一年生と顧問でマウンドを作りました。また、荒れたグランドも職場体験から帰って来た二年生を交えて整備に取りかかりました。

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盛り土したら踏み固める。この繰り返し。

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三年生7名は同じ時間を少しでも長く共有してもらいたい。このメンバーで最後まで戦い抜きます。

解体した時の土はバックネット裏に積み上げていましたので、人海戦術で土をマウンドに運び入れ、盛り土するごとに踏み固めていくという原始的なやり方で作り始めること約一時間半、ダイヤモンドの真ん中にマウンドらしきものが出現しました。

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まだまだ柔らかさが残るマウンドですが、練習で踏み固めていきたいと思ってます。

Y先生が何度も丁寧に高さを調整しながらトンボで馴らしていきながら、その形が徐々に整えられていき、5時半からのケースノックでは、ピッチャー2人がマウンドから投球しての練習が出来るまでになりました。

凸凹のグランドも週末までには、イレギュラーの少ないグランドにするために整備を続けたいと思います。試合に来た全てのチームが、少しでも良い環境で試合が出来るよう、特に三年生にとっては最後の大会ですから、思い切ってプレーをしてもらえるようなグランドをホスト校として準備したいと思います。また、三中野球部にとってホームのグランドで大暴れも期待しています。

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凸凹のグランドを整備する。筋トレのつもりで頑張って!