●今日の試合は気持ちの面での差が結果に表れたと思います。チームの雰囲気も重く、接戦なのに点差がついているように感じました。試合で負けたら引退してしまうくらいの気持ちで一戦一戦臨むことか勝利への執着心につながると思う。(S)

→怪我で出場出来ないもどかしさとチームのもどかしさを両方感じていると思う。復活したらその思いを思いっきりぶつけて欲しい。

●みんな初心を忘れている気がする。キューポラの時は全員が全力で勝ちにこだわって打球を追いかけたり、塁までダッシュしたり、ベンチも意味ある声をかけ、最高の状態だったけど、自分たちより力のあるチームに勝って調子に乗ったのかもしれないが、ホームラン性の当たりで二塁に止まったり、ベンチも途切れ途切れに何か言わなきゃという空気になっている。あの時より力がついているはずなんだから、初心を忘れずにやれば、かなりレベルアップ出来ると思う。(S)

→そんなSはこの四試合でかなり声を枯らしていた。積極的なプレーでアウトももぎ取った。気付きの多い選手ほど戦力になるのだという証だ。

●二日間の遠征を通してチームとしての課題というか、根本的に見直すべきところが見つかった。それは「勝つ気を見せる」ということだ。かといってプレーヤーが「やる気」や「勝つ気」がないのかというと、そうではないはずだ。だとすると、なぜ先生方から「勝つ気」がないと見えてしまうのか?つまり思いがプレーに表れていないことと、「スキ」を相手に与えてしまっているのではないか。

→チームとしてどんな「スキ」を見せたのか、それが具体的にわからないと同じこと。そして表現するということをどうすれば良いか仲間と一緒に考えなさい。

●負けた後の悔しさが伝わらなかったのは、必死さがないから。みんな勝つことより自分の結果にこだわってしまっている。団体スポーツだから、チームで勝たなくては意味がない。一人一人の力はついてきているが、その力をまとめなければ、チームとして強くならない。どんな相手、どんな試合でも勝ちにこだわっていく。(S)

→冬場は「個の力」を高める練習に取り組んだ。これからは「個の力」を「チームの力」に変えていくにはどうすればいいか考え、実践していって本番を迎えて欲しい。

●今日の試合で昨日のミスを修正出来ていなかった。先生方のお話で同じ内容が出たのがその証拠。(O)

→同じ内容を話さなければならないのは辛いこと。流れを失うプレーやベンチがあまりにも多かった。

●ミスを恐れない強い気持ちでプレーすることを意識したい。自分が打てれば点が入るし、4番としての仕事をしっかり果たして、初めて「三中の4番」になれると思うので、月曜から仲間より一本でも多くバットを振る。(M)

→自覚と責任が人を成長させる。