朝から日差しが眩しく感じられ、寒さが和らいだ感じでしたが、グランドはまだぬかるみが多く、外でやるには厳しいと判断し、室内での練習を始めました。

校内ランニング20周を15分以内で全員が走り切ることを目標にランニングがスタートしました。時間内に余裕で走り切る者もいますが、ギリギリ間に合うかどうかの者もいます。

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自分のベストにチャレンジ。最後は二年生の意地を見せました。

成長の跡が見られたのは、諦めてリタイヤする者がいなくなったことと、自分の限界に挑戦しようと頑張る者がほとんどだったことです。余裕で走り切っていた人は、相手を見つけ競争していました。

「自分との闘いに勝つ」が身体に染み付いてきたようです。その後教室に入り、体幹を中心にトレーニングを約一時間取り組んでいる間に、グランドのほんの一部ですが、乾いてきました。

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より遠くに飛ばすために背筋を鍛える。

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体幹がしっかりしていないとこの姿勢は保てません。

トレーニング中はへたり込んでいた者たちも、シューズを履くように指示したら、途端に元気になり外に飛び出していきました。ただし、外の最初の練習はダッシュからです。それをわかっていても、やはり太陽の下、グランドで身体を動かすのは、野球小僧の本能のようなものです。ダッシュも笑顔でこなしました。

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外での走り込みも気合が入りました。

キャッチボールが始まると、所々で歓声が上がっています。久しぶりにボールを投げ、グローブで取る。そんな単純な練習でも嬉しくてたまらないという顔でした。この天気は彼等の野球好きを再確認させるためにもいい機会だったのかもしれません。

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ついつい笑顔が溢れます。中にはグローブの音がたまらなく好きだと言いながら、キャッチボールをやっている部員もいました。

キャッチボールの間に投げる球が以前より強くなっていたり、回転数が上がったなどの実感を得た者も多くいました。こちらで見ていても顕著に表れていたのは一年生が多かったように思います。この冬初めてトレーニングに取り組んだ効果でしょうか?自分でもはっきりそれとわかる変化だったようです。

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指示を受けるのも真剣な態度で聞いていました。

最後はバッティングホームの確認をしました。体幹トレーニングをしっかりやったことで、軸足で身体を支え、ボールを呼び込める形になってきています。あとは、実践で試して実感を得られれば、もっと自信がつくものだと考えます。

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しっかり軸足に乗る。トレーニング効果で、タイヤの上でも身体がブレないようになりました。

明日は、午前中小学校時代お世話になったチームにお手伝いと挨拶に行ってもらいます。後輩たちが三中で野球をやりたいと思ってくれるといいですね。時間がある時は、なるべくお手伝いに行ってください。午後は東京駅伝中学生の部で調布市代表として参加するMを応援に行きます。希望者のみと声かけしたら、全員が行きたいということでした。チームが一つになってきています。

来週はぶっつけ本番で大会に臨みますが、勝ちにこだわる姿勢を忘れないで、粘り強く戦いたいと思います。もちろん優勝を目指します。