土曜授業の午後、予定していた試合も中止になりました。

お弁当を食べ、校内練習を始めて30分後、二代前のキャプテンで高校一年生のS君が来てくれました。

秋大で八王子市民球場で試合のはずが、この雨で戻って来たそうです。

早速、スウィングの基本とキャッチボールの基本をみっちり指導してもらい、校内ランでは一緒に走ってくれました。(ダントツの一位)

彼らの代は期待されながらも、秋大でまさかの初戦敗退。長い冬の練習で体力も精神力もパワーアップし、春は下町杯準優勝、夏は地区大会を優勝し、都大会ベスト16に進出しました。

だからこそ、この時期に来て指導、助言をもらったのは本当にありがたかった。

「この時期からは、全体も大切だが、個のレベルアップが大事。基本をしっかり理解して自分のレベルを上げることと、チーム内で競争し、春には全員がレギュラーの力を持てるようにならなければいけない。」

まるで打ち合わせていたように、私の言いたいことを締めくくりで話してくれました。

キャプテンとして、チームをどうしていくか常に考えていたからこそ、後輩たちに伝えることも的確で、選手たちにもしっかり伝わったようでした。

やりながら気づくのではなく、やる前に気づいたことを練習で意識する。そうした練習は身体の芯に染み付くはずです。

強いチームになるために、もっと本気にならなければ…。明日の試合に生かしてください。

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先輩がスウィングの基本を指導。