今回ブログ担当は研究院の鄭梨愛(チョン・リエ)です。
いまちょうど北海道へ帰省しています。やはり家はいいものですね。母の手料理のありがたさといったら。普段大学で自炊生活していると特に思います。
そして北海道は涼しいです。クーラーはもちろん扇風機もいらないってすごいです。
さてさて。
毎年8月下旬は朝鮮大学校であれが行われます。
あれとは…
在日朝鮮学生美術展 の審査!!
以前、金美慶(キム・ミギョン)さんの「8月突入!」 という回でも少しお話していますが、今年も通称・学美審査が、8月19日~25日に行われます。
毎年ここで小学生から高校生までの作品を見て、私が特に刺激を受けるものは、小学生の作品たちです。
中学からは「美術授業に積極的な子」と「美術授業に消極的な子」が、明確に分かれてくると思います。
要因の一つとしておそらく、「描写技術があるかないか」というのを自己評価の中で最重要視する傾向が中学から強くなるから…ではないかと。
決して上手いか下手かは評価で最重要視されるところではないのですが、やはりこの描写技術うんぬんが生徒達の美術に対する「好き」と「嫌い」を分ける、一つの要因になりうると思います。
そして比較的描写技術に自信があり「好き」を選んだ子達が授業に積極的になる…、審査で見る作品や自身の経験を含めて、そういう傾向を少なからず感じていました。
(だからといって中学以降の作品たちに魅力がないというわけではなく。)
一方小学生は、自己評価の最重要が「楽しいか楽しくないか」だと思うのです。
描写技術がどうであれ自分が楽しいからいい、と言わんばかりの彼らの作品たちは、伸び伸びとした雰囲気があります。
そして小学生は授業の「好き」と「嫌い」を分ける一歩手前の感じがするので、比較的生徒たちの意欲にブレがないように思われます。
(※偉そうなことたくさん言ってしまいましたが、以上はあくまで私の見解ですので…。)
彼らの伸び伸びとした作品たちを見ていると、自分が制作した作品が悪あがきのように思えて見苦しく見えたりします。
そんな彼らの作品たちを今回少し紹介します。(写真は一昨年の学美で入選、入賞した作品です。)
この背景の色すごくきれいです!靴のさりげない赤色も!
人体の関節?部分に線を入れてるのがいい!肩の丸部分がいい!
描いた生徒の、対象をよく見ようとする誠実な態度が見えます!
鉢の中にいるさりげない虫がいい!
お父さんを描いた作品!太い腕!厚い胸板!なのにあどけない表情!
このお父さんを見てかっこいいと思わない人はいないでしょう!
無意識で描いてのこの線でしょうか、色でしょうか!髪があえての緑!
センスを感じます!
中心より少し左上にいる人物に比べて、闇の大きさといったら!
闇の中に何かがいる!さぞ怖かったんでしょう!
あと立体作品も含め他何枚かあるんですけど、このぐらいに。
今年の学美審査でも、自分の制作の何かヒントを見つけたり、モチベーションを上げる糧にしたり、何らかの刺激を得ていきたいです。
のこり5日ほどしたら大学に戻ります。それまで家で出来る作業と日々の制作コツコツと頑張ります。
リエでしたー!


