1年前はどうしてたっけ…と自分のブログや手帳を見返しました。夏ごろ、夫はまだわりと元気だったな。入院はイヤだけど涼しくて快適だなんて言ってたし。



去年の3月初めのこと、久しぶりに会った学生時代の友人から「この頭はウィッグ」「1月にがん(肺ではない)が見つかって抗がん剤治療を受けている」と聞かされ、もう一人の友人と大きなショックを受けました。その2週間後には夫にもがんが見つかるわけで、友人達もビックリでしたがアセアセ


以来、お互いの近況をラインで報告。時々ランチしたり、励ましたり励まされたり。

「旦那より長生きするねん!」と抗がん剤治療や手術を頑張っていましたが、うちの夫よりひと月後の3月に亡くなりました。お葬式は偶然にも同じ会館でした。


友人も夫も気持ちを強く持って前向きに治療を受けていたのに、思うようにならない本当に意地悪な病気だとつくづく思います。



去年1月から咳が出ていた夫、2月に胸の違和感を感じ、近所の呼吸器内科から最初に紹介されたのは総合病院の循環器内科。冠攣縮性狭心症が見つかり、薬を飲み始めました。心臓の病気も咳が出るんですね。

その時レントゲンを撮ったけれど肺については何も言われず、ひと月後に受けた健診センターのレントゲンで肺がんの疑いと言われてびっくり


告知時にドクター(同じ病院の呼吸器内科)に尋ねたら2枚の画像を並べて見せらせて、見つからなかったんですよねぇみたいな返事。

小細胞だから急に大きくなったってこと? 最初から転移は数か所あったので、もし2月から治療を受けたとしても結果はあまり変わらなかったのかもしれないけれど、夫婦でモヤモヤを感じました。今さらですが…



月日の流れはホントに早くて、夫の知らない時間がもう4か月半。

熱心なファンだった球団⚾が今年は頑張っていて、生きていたらどんなに(うるさく)喜んでただろうかと思います。息子も「もっと一緒に球場に観に行きたかったなぁ」野球


相変わらずメソメソはあんまり無いけれど、病気の前の生活に戻りたいなあといつも思ってしまいます。