海外旅行のために飛行機を検索すると、色々な便が見つかりますよね。大抵の場合、乗り継ぎがある方が少し安いです。では、直行便と乗り継ぎ便、どちらを選んだほうが素敵な旅になるでしょうか?今回は、飛行機は直行便が向いているタイプと乗り継ぎ便が向いているタイプについて考えてみました。ぜひ、最後までご覧くださいね!


〇直行便が向いているタイプ

 

・飛行機が怖い人

飛行機の揺れが怖い人は、直行便がオススメです。なぜなら乗り継ぎに使われるような小さい飛行機は揺れやすいから。トルコからポーランドへの飛行機に乗った時は、紙コップからお茶がこぼれそうになるくらい揺れました。もちろん普通の飛行機も揺れますが、よほどの悪天候の中を通過するのでもない限り、小さめのものよりは揺れません。

 

・時間をお金で買いたい人

乗り換えに使う数時間は宝物です!例えば乗り換えありで夕方に着く便があるとしたら、直行便なら午前中に着きます。

(私は乗り換えする場合は3~5時間余裕をもった便を取ることを推奨しているため、そうなってしまいます。理由など、詳しくは以下の記事をご覧ください。)

 

夜に出歩くことを避ける(安全面や行きたい施設が閉まっていること考慮)と、夕方着の便だと到着だけで1日が終わってしまいます。飛行機が着陸してから完全に自由の身になるまで、1時間半はかかるからです。ですが午前中に着けば、1つか2つはやりたいことができますよね。限られた時間で、やりたいことを取捨選択しないといけないのが海外旅行。時間が命なので、午前中に着けるのなら数万円上乗せして直行便に乗る価値があると、私個人は考えています。

 

〇乗り継ぎ便が向いているタイプ

 

・経由地に時間が割ける人

乗り継ぎって、航空券が安くなる以外のメリットは正直ありません。広いので移動に疲れるし、空港内は物価がありえないほど高いので、買い物もオススメできないからです。

(トルコの街中では500mlのペットボトルが7円程度なのですが、空港ではハンバーガーセットが2000円くらい。急に物価がアメリカ化していて二度見しました。ポーランドの空港もそうだったので、空港とは基本的に物価が高い場所のようです。)

 

このように、時間が命の海外旅行において、時間だけかかる乗り継ぎはできるだけ避けたいところ。ただし、丸一日その都市にいられるのなら別です!早朝の便で午前中には経由地に着き、乗り換え便が夜の場合は一日遊べます。チケットに「バゲージスルー」と書かれていればスーツケースを受け取る必要もなく、手荷物だけで入国して街に出られます。乗り換えありの安い便なのに、もう一日オマケで観光が付いてくるなんてラッキー!私はこの方法で、トルコからの帰国前にポーランドへ入国しました。

 

ただし、経由国の街中に出たい場合は入国手続きが必要です。入国にビザが必要かどうかなど、事前チェックも忘れずに!また、空港は街中から離れていることもあるため、観光に割ける時間が十分にあるかも要確認です。例えば、ポーランドのワルシャワ・ショパン空港は電車で市街地まですぐでしたが、イスタンブールの場合はタクシーで一時間ほどかかりました。

 

☆本当に乗継便でお得?

 

乗り継ぎのある航空券は安いことが多いですが、トータルで計算すると実は直行便と大して変わらないこともあります。

 

・待機時間が深夜の場合

寝るためにホテル代がかかります。特に、イスタンブールのように空港から町が離れている場所ではホテルの数が少なく、また高額なため注意が必要です。

 

ただし、費用を浮かせるには空港のベンチで寝るという方法があります。

「海外旅行 空港泊」などと調べると体験談などが出てきますので、興味のある方はぜひ調べてみてくださいね。

 

・中途半端な待ち時間の場合

外出には短く、かといって何度か食事が必要なくらいの長さだと食費がかさみます。物価安のトルコでファーストフードが2000円ということは……他の物、また物価高の国の事情は考えるまでもありません。

そして食事だけでなく、軽食やペットボトルの水までとにかく高い!また可愛い雑貨やお土産など、暇でお店を見ると物欲がわいてきちゃいますよね(もちろん、お土産も高いです)。食事や買い物を合わせると、直行便とお値段があまり変わらなくなる可能性大です。

 


ポーランドの空港での写真です。1ズロチ(ポーランドの通過)=32円でしたので、真ん中のクッキーは1568円、下のチョコレートは864円になってしまいます。計算ミスかと思い、何度も電卓を叩いてしまいました。

 

 

 


以上、直行便か乗り継ぎ便か問題についての考察でした!

海外旅行はただでさえお値段がするので、1円でも安くしたいですよね。現地での活動時間確保や空港でかかるお金を考えた上で飛行機を決めると、後悔しない旅行になるのではないかと感じました。


この記事を読んでくださった皆様の旅行が素敵なものになりますように!


海外旅行は10年振りの私が、空港で過ごす際に知っておきたかった!と思ったことについては以下の記事をご覧ください。



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