たこ焼き屋さんで、たこ焼き以外にサイドメニューを注文したことはありますか?

猫舌歴24年の私、大阪に来たら絶対たこ焼きを食べたい!ってことで列に並ぶも、見るからにアツアツのたこ焼きたち。食べたいけど、火傷はできるだけしたくない。


ってことで、アイスモナカも一緒に購入したんです。冷ましてる間に食べようかな~と思って。


写真下手すぎ選手権、優勝。

見た目は普通のモナカだってことが伝わればOKです。


ですが一口食べて驚き!なんと、歯が折れそうなほど固い……。
並みの固さじゃなかったです。そんなことある?と思いながら湯気を上げているたこ焼きに着手しましたが、その秘密は食後に明かされることになりました

たこ焼きを食べ終わり、さあリベンジだとばかりにモナカに口を付けると……

さくっ!と、最低限の力で割れるミルクアイス。さっきまで氷のような強度だったとは思えないほどの食べやすさ。しかも気温が26度と高めだったのにも関わらず、アイスあるあるのあのトロリとした溶け具合が全くないんです。アイスモナカの「ジャンボ」のようなサンドアイスを想像すると分かりやすいですが、少し柔らかくなると噛んだ時にアイスがサンド部分から出てきちゃいますよね。溶けかけのアイスも美味しいですが、こぼれないようにするのが少しストレスだったりします。

ですが、このモナカは一切下から出てこないんです。熱い中、メインディッシュを食べ終わるまで放置したのに。

そう、これはただのデザートではなく、たこ焼きと一緒に食べるために作られたデザートだったのですね!二度目に口にした瞬間、はっきりと分かりました。

カチコチだったのは、たこ焼きを食べ終わったあとに食べごろになるため。そして食感も、ミルク味とはいえとてもサッパリしていました。牛乳だと思って飲んだらカルピスだった……ってくらいのサッパリさです。食感も「シャリッ!」といった感じ。ミルク味のお菓子あるあるの、濃厚な後味もありません。


お味は想像するミルクアイスよりも薄く、コッテリしたたこ焼きを食べた後、お口の中をサッパリさせるのにちょうどいい設計です。主張が全くなく、ミルク味というよりミルク「風味」の氷菓子といった感じ。デザートとしてガッツリ食べるぜ!というタイプではなく、ほんのり甘さが広がるような味わいでした。お口直しのようなイメージです。悪口ではないですよ!このお店の主役はたこ焼きなのですから。アイスはとことん脇役に徹している、ということです。

軽い気持ちで注文したのに、そのクオリティの高さに言葉が出ません。メインディッシュのたこ焼きを最大限に引き立てるために計算しつくされた、隠れた名脇役。さすが、大阪の一等地で行列ができるお店です。たこ焼きへの熱の入れようが半端じゃない!


今回訪れたのは、「たこ焼道楽 わなか」千日前本店。難波にあります。

近くになんば店もありますが、こちらはイートインの席数が少ないとレビューで見たので、その場で食べたい人は千日前本店のほうがいいかも。本店の座席は2階席までありました。


お値段は、たこ焼き8こ600円。それからアイスモナカが200円。安……!

東京で食べたら絶対1200円はするクオリティ(確信)。

アイスモナカはいちご味もありました。

ちなみにミルク味の方には黒蜜ソースのような物が入っていましたが、こちらもほんのり程度のお味なので苦手な人でも大丈夫。

とにかくたこ焼きのために設計されたモナカのすごさを味わって欲しい。


お店の詳細はこちら。大阪府内を中心にいくつか店舗があります。東京にも来て、お願い。http://takoyaki-wanaka.com/


以上、大阪のたこ焼き屋さんに感動した東京者のレポでした🎶

大阪大好き、絶対また行くぞ〜!


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