『クソ野郎と美しき世界』
EPISODE3 「光へ、航る」

もう、これは、ヤバかった。

草彅剛の凄み。
痺れました。
役者・草彅剛は、
「つよぽん」とは別人なんだよなー。
かっこよすぎる…なんなんだ!

太田光監督。
予想以上に、スゴかった!
漫才師として、とても好きなのですが、
いや、ほんと、良かったです。
太田さんのたけし愛はよくわかるのですが、
でも実は「北野映画」について、
太田さんが話してるのって、
あんまり知らなくて、
映画についてはどうなのかな?と
思っていたのですが…
むちゃむちゃ北野映画への
想いがあるんじゃないかと。
ちょっと私には感動的でした。

セリフがいちいち太田さんで、
爆笑問題の漫才でも出てきそうな感じだったり、
掛け合いがおもしろいし、
でも切ないし、
episodeの中で、
1番映画的な感じがしました。
太田光監督の長編が観たい!と
素直に思いました。

車のシーンもよかったし、
地図が読めない男とか、
太田さんらしさが満載で、
哀しみというか、哀愁っていうんですかね?
すごくよかったなー。

もちろん、
尾野真千子のうまさと、
草彅剛の凄みもあって、
これを観るために
『クソ野郎と美しき世界』を
観に行ってもいいんじゃないかと。

沖縄の海でのラストは、
落とした上で、泣かせてくるっていう。

太田光監督&役者.草彅剛、万歳!
でしたね、ホント。
いい映画だったー。