明日は、流産手術後のクリニックでの初めての診察。超音波で、遺残物がない事を確認して、リセット待ちに入る予定だと、先生は説明されていた。
もちろん、胞状奇胎などが心配だということも知識として知ってるけど。それでも、正直なところ、『遺残物』という言い方、表現に僕はとても抵抗を感じる。
だって、少しの間だけだったけれども、僕はパパであり、あの子は、心臓も動いて、命ある存在だったのだから。
今は過敏なのかもしれない。それでも、そんな表現に胸の奥がちくちくと痛んで、モヤモヤとした気持ちになってしまうんだ。
明日はきっと、もっとモヤモヤとした気持ちになるだろう。実際に診察を受けるお嫁ちゃんも泣いてしまうに違いない。そんな日だからこそ、いっしょにいようと思う。
お嫁ちゃんへ。明日も一緒に診察に行こうね。これからも、今までのように、時間を融通して、ついて行くよ。
クリニックで待ってる間の人の目なんか、気にしない。どうしても、不妊治療は女性の君にばかり負担をかけてしまう、だからこそ僕は君と二人で頑張りたいんだ。ずっと支えて行くつもりだから、お互いに辛い時はお互いに寄りかかろうね。