前にアカデミー賞をとった“クラッシュ”という映画を途中からですが見ました。
考えさせられる映画でした。
涙が出ました。
人間ってなんだろう、優しさってなんだろう、正義ってなんだろう、他人の目ってなんなんだろう。
アメリカにはたくさんの人種がいるけれど、実は偏見とか差別が強く残っています。
その理由が、私には今まで理解できなかった。
もちろんバックグラウンドが違う分、考え方とか行動の仕方とかいろいろ違うとは思うけど、
それで苦労してる人もたくさんいるだろうけど、
そのせいで、人をひとつの“人種のかたまり”として見るのはどうかと思っていました。
どんな人種に生まれたって、人は人だし、同じように喜んだり、傷ついたり、何かを楽しんだりして生きているんだから。
ずっとそう思ってきたけれど、それって私がいい人ぶってるだけなのかな、とふと思いました。
Hansenという人と自分の思いが重なるように見えたので、彼が最後にとった行動が他人事ではなく感じられて、本当につらかった。
誰に対しても、人間対人間として考えられれば、世界はきっと平和になると思います。
難しいことだと思うけど…
平和な世界に、していきたい。