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入院中のいろいろは
日記に書いていましたが、
失敗談なども出していこうと思います

ICUから出た直後、意識朦朧の中、
私は一人部屋にいました。
熱もあるし、
その時は顔も腫れ上がっていたらしく
家族の間では別人のようだと
ざわついていたようで

とにかく、
今は鏡は見るな!とだけ言われ

そんな朝、執刀してくれた先生が
「どう??」って部屋に来てくださった。
誰にも会いたくない、、
顔を見られたくない、、だったので
「ありがとうございます」
と目だけ少し上げて言うのがやっとで
先生もすぐに気を使ってか

立ち去ってくれました。
執刀医の先生には
いろんなこと聞きたかったんです、
本当は...
10時間かかったと聞いていたので
手術はどうだったのか??とか。
その後4人部屋に移り
私は入り口から一番奥の
窓側のベットで、
熱は上がったり下がったりの
本調子ではないある日。
何人かの廊下を歩く足音が
聞こえてきました。
ザッザッザッザッザッ
私たちの部屋の前で
足音が止まったと思ったら
すぐにドアがガラッと開いて
一番手前のベッドから順番に
○◯さーん、その後どうですかぁ?
ざわざわざわざわざわ

あっ!あの声は、執刀医の〇〇先生だ!
回らない頭をフル回転して
質問せねば。。。と思っていました。
ベッドはカーテンが引かれていたので
見えなかったんですが、そのあと
これが有名な「白い巨塔」の総回診?
田宮二◯だったか唐沢◯明だったか。
どっちでもいいか、、
いやいや、どっちもか。
心の中で
そんな事思っていただけなのに
思っていただけなのに...
執刀医の先生が私のベッドの
カーテンを開けた瞬間、
あっ!
白い巨塔!
てボソッと言ってしまったんです

えーーーーーーーーーーーーーっ





なにこの口

白い巨塔って。。。





思っていることが言葉に出るって事
この頃無意識にあって
聞きたかったことも、す・べ・て
吹っ飛んでしまいました。
執刀医の先生はニコッと笑って
「元気そうですね」と言って
私に質問の機会も与えずに
次のベットへ
くるっと体の向きを変えて
行ってしまいました





ぜんぜん元気ではなかったのですが

聞こえているよね

でもどうしよう





でもその後
執刀医の先生には退院するまで
一度も会えませんでした
