漏斗胸手術 術後七日目・八日目 | 灯篭流し

漏斗胸手術 術後七日目・八日目

漏斗胸手術 七日目・八日目です。

ベッド用の机を使うにしろ、術後すぐよりは起き上がるのが早くなりました。

点滴を抜いているので、左手も動かしやすくなりました。

点滴をずっと刺していたので、左手の甲にはしばらく針のあとが付いていましたが…

 

起き上がるために、両手を輪にして、右足の下に潜り込ませて右足を勢いよく振り下ろすと反動で体も上がるんです。

それが、手術前にはすんなりできていたのに中々できないんです。

体の向きも痛いし怖いし、一発で起き上がれなかったときの衝撃がとても痛いのです。

中のバーや傷に響くのです。

それが怖くてたまらないのです。

寝転がるときはその動作を反対からやりました。

両手を足にかけて、ゆっくり倒れるのです。

後ろが見えない分怖かったです。

 

そしてこの日辺りに、知り合いがお見舞いに来てくれました。

嬉しかったです。

ですが、すっぴんの私に「いつもより顔色がいいね!」は、何事かと思いました。

それ以降、使ってたファンデーションを変えました。

というか、塗ってません。へへ。

 

最初に比べてだいぶ動けるようにはなりましたが、中々こわいです。

動くのがこわいです。

なぜなら痛いからです。

なにをしても痛いのです。

起きていても寝ていても歩いていても座っていても痛いし違和感もあるのです。

いつか痛みがなくなるときがあると聞いていましたが、当時の私にはそれが信じられないほどずっと痛みと違和感がありました。

 

そして退院しました。

夏場なので、コルセットは洗い替えで二つ買いました。

傷口に貼るテープの替えも買いました。

コルセットはあるのとないのでは全然違います。

あると、少し動いたときも支えられていますし、外からの刺激も少しは防いでくれます。

安心感があります。

 

傷口に貼るテープは、貼り替えようです。

傷口がしっかりふさがるまで、ずっと同じテープでいるわけにはいかないので…

この貼り替えも中々大変でした。

脇のところを見ようと首をひねるだけで痛いのです。

どこかが広範囲で痛いのです。どこかわからないですけども。

鏡をつかってなんとかやりましたが、とてもつらかったです。

でも、貼り終えた時の達成感はすごいです!

 

ここからは思い出したままに書きます↓

 

仕事は6月末まで休みました。

調子に乗って1日動き回った日は、次の日から熱が出てぶっ倒れました。

お薬は、途中で飲み終わってしまいましたが、まだ痛いので最寄りの病院へ手術した病院でもらった処方箋や手術の説明書を持って、同じお薬を処方してもらいました。

このとき、手術をしたことはちゃんと伝えた方がいいです。

私が処方された「リリカ錠」は、痛み止めなのですが、普通は一回1錠くらいなんです。

でも術後だけ2錠飲んでもいいことになるんです。

なので、そこを伝えないと、先生が一瞬悩んでしまいます。

まぁ別に…気が付いてくれたらいいので…まぁ…

 

元気になったと思っても、体力は戻っていません。

無理せずにリハビリをしていくべきだと思いました。

 

今の私は、ユニバの乗り物では『ザ・フライング・ダイナソー』の胸を圧迫するもの以外なら乗れます。

少し動いただけで体が痛かったので、先生に聞いたところ「もっと運動して!しないから痛いのよ!」と言われ、カルテには筋肉痛と書かれました。

うふふ。

 

手術のことや、その後のことは思い出したらまた書きに来ます。

 

ではまた☆