2023年



 













50〜51歳




 










コロナ禍も落ち着きを見せ、僕も少しずつライブに出演するようになった。
















 

2019年頃からライブを減らし、1度頭を空っぽにして、とんでもなくすごいネタが思いつくようにと思っていたが、全く思い浮かばなかった(笑)















 

結局そのミッションは未だ達成されていない。






 










もう50歳。
















 

このままずっと思いつくまでライブに出なかったら、もうお爺ちゃんになってしまう(笑)
















 

なので僕はもう普通にライブに出る事にした(笑)

 















今までみたいにライブに何十本も出まくりみたいな事ではなく、とんでもないネタを考えるゆとりを持ちながら、ある程度妥協した新ネタも作りつつ、年齢による体力や疲れも考慮しながら出る感じでやろうと思っている。

 














そしてこれも2019年頃からより一層力を入れ始めたYouTube。

 













色んなゲストを呼んで話を聞く「まん☆ラジ」

 















コロナ禍になって、1人でポコチャで配信した話を切り抜きしてアップした。

 















その後「気になるニュース」として、時事ネタを元に1人でしゃべってアップした。

 













いざ売れた時に動画が回転して勝手に稼ぎ出してくれる為にアーカイブを沢山作った。

 















だが、やはり今現時点での再生回数が全然ないのと、チャンネル登録者数が全然増えないので、モチベーションを保ち続けるのがなかなか大変だった(笑)

 














「いざ売れた時の為に」と考えていたが、徐々にやる気がなくなって行った(笑)

 














でもまあとりあえずは、今までがんばった分のアーカイブは沢山あるので、目的は達成していると言えば達成している(笑)

 














でもまたそのうち少しずつYouTubeもやろうと思っている。

 














そしてコロナ禍の間に実行していた極秘ミッション。

 








 





まん☆だん太郎とは明かさずに全く別の物としてバズり、インフルエンサーになるという計画。

 














色んなチャンネルを作成し、毎日動画をYouTubeやTikTokにアップしていたが、これも全滅(笑)

 















どれもこれもバズらなかった(笑)










 




世の中そんなに甘くはない。











 




これもやはり、モチベーションを保つ事が出来なかった。

 














もちろん自分の興味のある事をやっていたのだが、継続するのは難しかった。





 











でも、2年ぐらいやっていたのだからそれだけでもよくやったと思う。

 














またもしかしたらインフルエンサー計画も合間を見てやるかもしれない。

















色々な事に手を出すのはどうかと思う人もいるとは思うが、天才じゃない人間には天才じゃない人間の戦いをしなくてはいかない。















 

だからこうして色々やってもがき続けて行くのだろう。

 














もちろん色々手を出さずにネタだけに集中する人がいてもいいだろうし、僕だってネタだけで勝負出来ればしたいし、かっこいいと思うが、それだけに絞るのは可能性が低いと判断した。
















何を重要視し、何に力を入れるか、色々手を出すか、それは芸人個人個人が決める事だ。















 

そんな中、2022年ぐらいから、主催ライブを少しずつ増やしていた。














 

しかも配信も同時にしていた。










 






それが新たな計画である。











 





僕は今までマカナイXやスパルタ教育やまん☆だん太郎で色んなライブに出演してきた。





 










何千本という数になるだろう。















 

お客さんが0人のライブもあれば、沢山入っていたライブもあるし、盛り上がったライブやスベッたライブもあれば、盛り上がらなかったライブやウケたライブもある。

 















でも、ほとんどのライブの映像は残っていない。

 















僕はそれがすごく勿体ないと思い始めたのだ。

 















めちゃくちゃ良いライブだったと思っても、その日その時来てない人には知られないままなのだ。

 















もちろんそれがライブの醍醐味でもあるし、その場でしか楽しめないというのがライブの良さでもあるのだが。

 














お客さんが多いライブだけが良いライブだとは限らない。













 

お客さんが2、3人のライブでも良いライブは沢山ある。

 













そういうライブを1つでも多く残して行きたいと思った。














 

もちろんそれが原因で炎上してしまうリスクもあるとは思うが(笑)

 














 

配信という物がスタンダードになったのは、コロナが始まってからだ。

 













それまでも配信はあったが、ほんのたまにで、配信と言うと、嫌がる芸人や事務所も沢山あった。

 















僕も今年で51歳になる。














 

果たしていつまでライブに出れるのか???

 















いつ死ぬかも分からない。










 





何度も書いているが、バリバリの現役としてライブに出演出来るのって、下手したら60歳ぐらいまでかもしれない。

 













はっきり言ってもう既に若い時に比べて疲れやすいし、疲れも取れにくい。















時々謎の眩暈に襲われる時もある。
















そんな中、10年後、60歳以降もライブに出ているかもしれないが、きっともう今までほど元気もないだろう(笑)

 














それを考えると、この今からの10年というのはとても大事な10年になる。















 

だから自分でやりたいライブを主催し、それを全て配信し、アーカイブを残して行くというのをやって行こうと思っている。















 

そうすれば、もし自分が死んでもずっとそのライブや活動記録は残る。

 
















もし万が一僕や、出演者に新しいファンが出来たとしても、お客さんは過去を遡ってライブが観れる。

 















「まん☆だん太郎寄席」に出演している芸人さんのファンの人が、配信を観て、そのライブに出ている他の芸人さんを好きになるかもしれないし、その芸人さんが「世界ピン芸人協会」や「ハイグレードライブ」など、僕の他の主催ライブに出ていたら、その配信も観てくれるかもしれない。











 






もちろんその逆で、ピン芸人協会や他の主催ライブに来ているお客さんが、まん☆だん太郎寄席に来てくれるかもしれない。











 







そこからまた別の芸人のファンになって、配信を観たりライブにも来てくれるかもしれない。そういうプラスの循環が生み出される可能性がある。





 










新しいお客さんをどんどん他の芸人さんにも流して回転させて行き、みんなが恩恵を受ける可能性がある。











 






その為にも、「まん☆だん太郎寄席」が重要になってくる。

 
















このライブを満席になるようなライブにして、そこから色んな他の主催ライブにお客さんを流して行きたい。

 















お陰様で、「まん☆だん太郎寄席2023」は、初めてチケット完売で、満員御礼だった。















 

ありがたい事だ。














2020年はコロナで無観客、2021年はコロナで中止、2022年もコロナ直撃でお客さんもまばらだった。














そしてようやく満員に出来た。
















ここ数年色んなミッションを実行しては失敗して来たが、やっと1つ成功の第1歩を踏み出した。











 




それもこれも、出演して頂いた芸人さんのお陰だ。
















普段はもっと知名度や人気のあるライブを中心に出演している芸人や、テレビに出ている芸人もいるが、なんとかスケジュールの合間を縫って僕のライブに出てくれた。














僕なんかのライブに出たって何のメリットもないのに出演してくれている。












それが僕は凄く嬉しいし、いつか何か恩返しをしないといけないと思っている。















僕はこういう風に、義理堅い所が芸人の素敵な部分だと思う。













だが、一度満員になったとしても、それを継続するのは難しい。だからまだまだ苦労するだろう。













まん☆だん太郎寄席から、いずれは他のライブ、ピン協のライブなども満員になるようなライブに持って行こうと思っている。

 
















地下芸人は普段お客さんが3人ぐらいのライブに出ている(笑)来てくれるお客さんはありがたいし、そういうライブも楽しい。












だが、やはりこれから彼らが売れて行く為には、もっと沢山のお客さんに知ってもらう必要がある。














お客さんが沢山いるライブに出る事で、ネタのウケ具合の違いを感じたり、色んな人に知ってもらって、他のライブに呼んでもらうきっかけになったりするし、そういう経験を色んな芸人にさせてあげたい。














普段そういうライブに地下芸人はなかなか呼んでもらえない。だったら僕が自分で何とか頑張ってそういうライブを作ってあげたいと思う。














そして、その芸人が売れて、またライブに出てもらって、いずれ楽天経済圏ならぬ、まん☆だん太郎経済圏みたいなものを作りたい(笑)















僕の主催ライブや、世界ピン芸人協会などに関わってくれた芸人やお客さんみんなが得をするような経済圏だ。















そうすれば芸人にもプラスだし、お客さんは配信で過去のライブが観れてプラスだし、僕にも収益が入るし僕もプラスになる。











 





そういう意味で僕は、これからどんどん主催ライブを増やして行こうと思っている。











 






そして、理想を言えば、僕が何かとんでもないネタを思いついてテレビにちょこっと出れたりするか、ピン協が注目されてテレビに出れたりして、そこから僕の主催ライブにお客さんに沢山来てもらって、大きな劇場でやれるようになったりして、主催ライブだけで食べて行けるようになれれば最高だと思う。















ラーメンズさんがテレビに出て知名度を上げて、舞台を活動の中心として食べて行けるようになったみたいなやつの、主催ライブと配信版みたいなイメージだ。















それだったら、僕が売れてバリバリテレビで活躍するという事よりもまだ現実的だろう。

















芸人が主催ライブをするというのはもう今は当たり前の時代だ。

 














色んな芸人が主催ライブをして、おのおの好きなライブを開催している。

 















考えてみれば、僕も最初は主催ライブから始まった。

 














20歳で東京に出て来て、コンビを組み、最初は誰でも出れるライブなんてなかったから、自分達で新宿Fu-を借りて主催ライブをしていたのだ。

 















だからもしかしたら原点に戻ったのかもしれない。

 

 

 












そして、

 

 

 












主催ライブをやっていて、

 

 

 














すごく楽しい(笑)

 

 

 













自分でライブのコンセプトを考えて、出演者を揃えたり、ライブを開催し、お客さんが来てくれて、

 

 















もちろん出演者を探したり、ライブの準備や裏方の仕事をしたり、やり繰りとか色々大変な部分はある。















オファーしても断られる事もよくあるし、既読スルーとか返事が来ない事もよくあるし、失敗する事も沢山ある。















でも、出演してくれた芸人さんやお客さんがライブを楽しんでくれていると、すごく幸せな気持ちになる。

 

 

















もしかしたら僕は、ライブ主催に向いているのかもしれない(笑)

 

 















もっと早く主催ライブを沢山すれば良かった。

 

 

 














これからも色んな主催ライブをして行こうと思っている。

 

 














どのライブが上でどのライブが下とかはない。

 















どのライブも大事なライブだ。













 

それぞれのライブにカラーがあり、そのライブに合った芸人さんに出て頂いている。














 

そのライブに出ているから面白い、呼ばれなかったから面白くないとかではない。

 















ライブに誘ったから僕がその芸人さんが好きで、誘わなかった芸人さんが嫌いとかでもない。











 




面白い芸人さんもいっぱいいるし、好きな芸人さんもいっぱいいるし、出てもらいたい芸人さんもいっぱいいる。

 














ただ、主催をしていると、どうしてもそういう出演者の悩みが出て来る。

 














そこが1番頭が痛いかもしれない。















 

誰かを呼んだら、誰かに角が立つのだ。

 














「何でオレは呼ばれないんだ」と思う人が必ず出て来るし、あの芸人とあの芸人は仲悪いから一緒にしない方がいいとか(笑)














 

きっとライブ主催者みんなが抱える悩みだろう。

 














でも、それを言い出したらきりがない。

 














そう思うであろう芸人を全員呼んでいたらとんでもない人数になってしまう(笑)














 

例えば主催ライブ全部に大江戸温泉で一緒だった芸人や、ピン協の芸人ばかりを呼んでいたら、どのライブも同じ出演者ばかりになってしまう(笑)













 

僕だって、「どうしてあのライブに僕は呼んでくれないんだろう」とか思う事もある(笑)










 





でもそれは仕方ない。













 

その主催者には主催者の考えがあるし、呼べる組数や時間も限りがあるのだ。













 

ダウンタウンファミリーで例えると、

















 

「ごっつええ感じ」に出演していた今田さんや東野さんは「ガキの使い」には出ていないし、ダウンタウンさんの他の番組でもあまり見ない。















 

「ガキの使い」に出ているココリコさんや山崎さんも、ガキの使い以外のダウンタウンさんの番組に出ているかと言えば全然出ていない。












 



「IPPONグランプリ」に毎回バカリズムさんは出てるけど、「すべらない話」にはあまり出ていないし、「ドキュメンタル」には1度も出ていないのだ。
















 

その番組その番組によってコンセプトやカラーがあるし、出演者も変わるのだ。

 















その番組に呼ばれてないからと言って、ハマってないという事でもない。

 














僕はいったい誰に言い訳をしているのだろう(笑)

 















でも、あまり言いたくないが、















僕は、いずれ僕に関わりのある芸人さん達みんなに良い思いをしてほしいというのが根底にあるというのは分かっていてほしい。














 ただ、今の所まだ僕の力不足で、全ての芸人に恩恵を受けさせる事が出来ない。












だが、1つ1つのライブを着実に成功させ、それを続けて行けば、もっと沢山の芸人に恩恵が行き渡るようになると思うし、いつかそうなるようにしたい。












 





なので、芸人の皆さん、お客さん、今後ともどうかこの未熟な主催者にお力を貸して下さい。よろしくお願いします(笑)

 













そんな2023年、結成16年以上の漫才師日本一を決める新しい賞レース、「THE SECOND」がスタートした。


 


2023年ドラマ「ブラッシュアップライフ」

2023年ドラマ「マスクガール」