2023年













世の中では、WBCで日本が優勝し、大谷翔平が大活躍、闇バイト強盗事件が多発、ジャニー喜多川氏性加害問題、King & Prince3人脱退、ガーシー容疑者が逮捕、市川猿之助、自殺幇助の疑いで逮捕、映画「スーパーマリオブラザーズ」「スラムダンク」が大ヒット、新型コロナが5類に引き下げられた。













51歳














2017年

 














バイト先のノリで世界ピン芸人協会を設立し、会長になった。

 












最初はほとんどが大江戸芸人で、10人ぐらいだった。











 

そこから少しずつメンバーが増えて行き、気がついたら90人を超えていた。















 



まんだん太郎、ヲタル、モコちゃん、ヤマダサトシ、桜花、銀座ポップ、マザーテラサワ、テラシマシュウジ、チバタネヒデ、ぽんちゃま、吉田とん、ワンダーワダ、ルンルンキンジョウ、雨の群雲、おいなり達也、ドッグ石橋、つむぎ麦、そると、ノンタクトしゅん、おざおざ、シン・チクワマン、ホットパンツしおり、パドリング永井、森林子、馬鹿よ貴方は新道竜巳、滝多津子、えずれひろゆき、ばいたかひろ、えんどれす山崎、山脇セブンティーン、ジェットイラブ、宮崎匠平、ロッドボーイマン、加藤ミリガン、Jaaたけや、ハワイユー野田、箸休めサトシ、中島和広、メルヘン総長、ガヴァドン、ぷるるんほまれ、黒木ほうれん草、奥さん竹本です、高田ぽる子、メトロポリちゃんV、ゆとりちゃん、カモメ、アイドル鳥越、インタレスティングたけし、イノシマ全治6ヶ月、青春カフェさくらい、きみえ、ポMカズダイ、烏山シチョウ、くまあきひろ、マリッジスターこうもと、しゃこ、本日は晴天なり、メカイノウエ、本多スイミングスクール、テラシマニアック、ジミー・アレックス、大村小町、畑英之、浜中雄平商店、れっぴーず、いわいまさか、みちて、アビコタツヤ、しんちゃんず、はなちゃんねる、カモシダせぶん、らりるRIE、キャノンすえなが、ふくだあつし、バードフミヤ、やったーくん、フェアリーシモ、ジュリン、堀川ランプ、テトテ、アンテンイタツキ伊藤、ちからいっぱい牛込、鈴木在人、風間春菜、徳原旅行、だいすけカンパニー、ADマーフィー、前島、エクソシスト、HARUKAZE、砧川キヌ子、ハットリ乾燥、がんばる太郎、ゆずきヶ島















ライブは年に1度開催される、「世界ピン芸人協会大賞」だけだった(笑)

 














 

今後もメンバーを増やして行くつもりだし、ライブも増やして行こうと思っている。













 

世界ピン芸人協会というものは、ある意味壮大なミニコントであり、壮大なボケである(笑)

 














漫才協会のパロディから始まった。















 

世界ピン芸人協会大賞はM1のパロディだ。

 













全然世界規模でもないのに、「世界」と豪語して活動するボケ。

 














「世界一のピン芸人」を決める大会を開催しているが、やっている会場は会議室だ(笑)

 














参加者もみんな東京の芸人だ(笑)














 

全然世界じゃない。















 

でも、全世界から選ばれたというボケであり、コントなのだ(笑)

 













僕も会長と言っているが、何の権力もないし人望もない(笑)

 














ただ言ってるだけだ(笑)
















ただの主催者だ(笑)















 

そんな壮大なコントであり、ボケであり、ノリに、みんなが乗っかってくれているのである。

 














それが、世界ピン芸人協会なのだ。















 

全然それでいいし、そういうノリで今後もやって行きたいと思っている。

 











だが、僕は密かに野望を抱いている。













 

最初はもちろんただのノリだしただのお遊びだった。

 














もちろん今後もお遊びなのだが、















 

僕はこの「世界ピン芸人協会」というボケを誠にして行ければと思っている。

 















そして、売れてない芸人にとっての、踏み台になるような存在にして行けたらと思っている。





 









売れてない芸人は、みんな売れようと日々試行錯誤している。














ネタを必死に突き詰める芸人もいれば、何か別の方向から売れるキッカケを探している芸人もいる。















その別の方向の1つが、世界ピン芸人協会という団体にいつかなれればラッキーだなと思っている。
















所属してくれているメンバーが、ピン芸人協会をネタにしたり踏み台にする事によって、売れるきっかけを作れるようになってほしいし、

 
















ちゃんと踏み台になれるような団体にしていければ最高だなと思っている。
















 



その為にどんな事をして行けばいいのか色々思案している。
















その足掛かりとして、例えば国から助成金が出るようなちゃんとした団体として登録して、そこから出演者にギャラを渡せるようにした方がいいのか、
















それとも、そうすると逆に自由度がなくなるから、敢えて何の縛りもないままやって行った方がいいのか。


















今も色々試行錯誤中だ。















もっとメンバーを増やして、100人以上になり、

 














ライブも少しずつ増やし、














 

その中から売れる人も出て来たりして、

 














エピソードでピン芸人協会の話をしてもらったりして、

 













徐々に業界にも知れ渡り、














 

「世界ピン芸人協会」という謎の組織があるらしいぞ????

 














と話題になり、

  














「年に1度賞レースがあるが、予選にも出てないのにいつの間にか勝手に決勝に進んでる」とか(笑)

 















「全世界の中から選ばれたとか言ってるけど、東京の芸人しかいない」とか(笑)、

















ライブを会議室でやっているとか(笑)、















所属芸人の中にヤバい芸人がいるとか、

 














色んな不可思議な事がネタにされ、

 













どんどん知名度が上がって行き、所属メンバーもフィーチャーされるようになって、

 














集客も増え、














 

そのうち「世界ピン芸人協会特集」みたいな企画を、鬼越トマホークやニューヨークや千原ジュニアさんや佐久間宣行さん等の有名な芸人のYouTubeでしてもらったりして、

 


 













そして、
















最終的に、















マルコポロリに世界ピン芸人協会で出演する(笑)















それが世界ピン芸人協会の目標だ(笑)















アメトークとかではない(笑)















あくまでもマルコポロリなのだ(笑)
















マルコポロリで世界ピン芸人協会スペシャルにみんなで出演し、東野さんにクソミソにいじられるのが、世界ピン芸人協会の野望なのだ!(笑)
















ピン芸人協会には、賞レースファイナリストもいれば、スベり1ファイナリストもいれば、しゃべりが達者な芸人もいれば、キャラクターが強烈な芸人もいれば、奇人変人も沢山いる(笑)















そんな彼らがスタジオで大暴れする姿が目に浮かぶ。
















僕はそれを横で見ながらチョロっと出れればいい。















その後、会議室では出来る規模ではなくなり、

 















ちゃんとした大きな劇場で開催されるようになって行く。

 













それでも会議室でやるというのもいいだろう(笑)















そして、

 














世界ピン芸人協会に所属すれば、

 















売れるチャンスが増えるかもだし、オイシい思いが出来るかもだし、若手芸人の登竜門的存在だし、入りたい!という芸人が殺到する。。。

 













そんな流れになったら最高だ(笑)

 














もちろんその流れでまん☆だん太郎も少しだけおこぼれでオイシい思いをさせてもらう。

 














ピン芸人として、賞レースとかネタとかで売れる可能性が少ないのなら、それ以外の事で注目される選択肢を増やすしかないのだ。














 

それがYouTubeだったり、ピン芸人協会というコンテンツだったりで、引き出しが多い方が可能性も高くなる。















引き出しや可能性が高くなるのは、僕にとっても他の芸人にとっても好都合だ。


 













まん☆だん太郎や他の芸人も、単体よりも、ピン芸人協会という団体の方が企画として番組とかに取り上げられやすい。

 
















有田ジェネレーションで「大江戸温泉芸人」の企画が出来たように。















その組織が注目されて、その流れでまん☆だん太郎や所属芸人単体が注目される方に持って行けばいいのだ。

 














アイドルなどがグループでデビューするパターンが多いのも同じ理由だろう。















モーニング娘やAKBも、グループだから有名になった。












後藤真希や加護亜依や辻希美や前田敦子や指原莉乃が、グループではなく最初からソロでデビューしていたら果たして売れていたかどうかは分からない。













だが、グループでデビューして、グループが注目されたからこそ、そのメンバー1人1人も注目されるようになって行ったのは間違いない。
















そういうパターンで世界ピン芸人協会という1つのグループも注目されればと思っている。



 














きっと今所属している芸人は、全くそんな事考えてないだろう(笑)

 















ただの1つの地下ライブだと思っているだろう。

 
















それでいいのだ。















あまり期待されてもそれはそれで困る(笑)
















気づいたらいつの間にかすごい事になっていたという事でいいのだ。

 














だが、野望はあるが、僕は、こういうのって「すごい組織にしてやろう!」という下心を出すと上手く行かないと思っている。

 















必死になってなんとかしようと思ったら軋轢も生まれるし、続かないと思うのだ。

 
















しかも僕は人をグイグイ引っ張って行ったりリーダーシップを取ったりするタイプの人間ではない。
















自分が売れてる芸人ならまだしも、こんな無名のただの凡人のおじさん芸人が必死になって所属メンバーにがんばろうぜ!って言っても誰もついて来ないし、うっとおしいだけだし、みんなにとっては、ただのライブの1つで、所属してるという感覚自体ない芸人がほとんどなのが現実だ(笑)

 

















だから、あくまでもみんなにはただのライブの1つと思っている間に、僕が陰で縁の下の力持ち的な感じで、世界ピン芸人協会という場を作ったり、イジりシロを作ったりして、盛り上げるサポートが出来たらなと思っている。

















だからなるべくその野望は表に出さないで、

 















「とにかくみんなに楽しんでもらう」




 














というのを心がけている。















みんなの負担やストレスにならないように居心地を良くして辞めていかないようにして勢力を拡大して行くのだ(笑)














 

僕は、人に嫌われたくない(笑)















だからみんなに嫌われずに勢力を拡大して行きたい(笑)














その結果、野望を達成したいのだ。





 













「いや〜、ただのノリで、ただ楽しんでやってただけなんですけどね〜!
















楽しんでやってたらいつの間にか大きくなってたんですよ〜!」

 

 













と言いたいのだ(笑)





 










そしていつか、ピン芸人協会に所属している芸人が、ピン芸人協会のライブに出ているだけで、そのギャラや営業で食べて行けるようになれれば最高だと思っている。

 














もう51歳。















少しでも周りの芸人の役に立つような事をしたい。

















それが結果的に自分の成功にも繋がればと思っている。



















なんとか自分が元気で活動出来るであろうこの10年の間に達成出来れば最高だ。


















もし達成出来ないにしても、ネタを試したりブラッシュアップに使ってくれれば、沢山あるライブの1つとして少しだけ芸人の役には立てるし、もし、いつか僕が死んでしまったとしても、誰かが引き継いでくれて、ピン芸人協会を存続させ、いつか注目されるような団体になってくれれば嬉しい。















ただ、今の僕には何の権力もないし、やれる事も限られているので、芸人やお客さんやメディア関係の皆さんも、この世界ピン芸人協会という壮大なコントに乗っかって貰って、一緒に楽しんで、ノリで大きくして行くのに力を貸して頂けると幸いです。











そんな2023年、笑福亭笑瓶さんが亡くなった。